たじまで農業

活動レポート

「みかた棚田米」25年産12,000袋出荷を目指す

2013.03.27

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あいさつをする田中部会長

 JAたじまのみかた棚田米生産部会は3月22日、村岡営農生活センターで総会を開きました。生産者のほか、行政やJAなど関係者ら15名が出席。「みかた棚田米」(コシヒカリ)の平成25年度の出荷目標を12,000袋(1袋30kg)にすることを決めました。

 

 同部会は、美方郡の山間部に広がる香美町村岡区、小代区、旧温泉町の棚田で栽培されている米をブランド化しようと平成22年2月に設立。地域には棚田百選に選ばれた2集落があるなど美しい景色と、きれいな水、良質な土、寒暖の差などの環境条件がそろったこの地域で栽培される米は消費者からおいしいと高い評価を受けています。以前は但馬全域で栽培されていた「JAたじま米」のブランドで販売してきましたが、米を生産する環境の良さを全面に出そうと、平成22年産米から「みかた棚田米」という独自のブランドで販売を始めました。

 

 24年度は306名が89haで栽培し、10,937袋を出荷。25年度は7名増えた313名が102haで栽培し、12,000袋の出荷を目指します。

 

 部会長の田中重喜さんは、「この地域の環境と生産者が手間をかけたからこそできるおいしいお米をもっとPRし、ブランドを確立させたい。ほかのお米を作っている農家にも声を掛けて生産する仲間を増やしたい」と話していました。