たじまで農業

活動レポート

水稲栽培講習会を開催

2013.03.22

 温泉営農生活センターは3月19日、水稲の栽培についての講習会を開き、「みかた棚田米」(コシヒカリ)の栽培暦の変更点を生産者に説明しました。
 美方郡では、山間部に広がる棚田で約300名の生産者が、「みかた棚田米」の栽培に取り組んでいます。さらなる生産の拡大と良質な米の栽培を目指し、平成25年産の栽培暦を変更しました。講習会では、JA職員が除草剤の使用できる期間の変更や殺虫剤の新商品とその特長、薬剤の使い方などについて説明しました。薬剤の特長を把握した上で田んぼの状態に合った薬剤を使用しないと散布しても効果が少なくなることなどを説明すると、参加者は熱心に聞いていました。
 参加者の一人は、「薬剤をせっかく使っても、水もちが良いなど田んぼの状態によって、薬剤を使い分けないと効果が出ないことがわかった。これからも気軽に参加できるこのような講習会を開いてほしい」と話していました。
 この日は、「春の大売出し」として農業資材を特価で販売するなど、会場は多くの来場者でにぎわっていました。

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