たじまで農業

活動レポート

豊作願い地元児童らとフクノハナ田植え式

2013.05.20

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 JAたじまの出石フクノハナ生産部会は5月17日、豊岡市出石町袴狭のほ場で、特別栽培米「フクノハナ」の田植え式を開き、今年度の同米の豊作を願いました。式には、部会員、豊岡市、豊岡農業改良普及センター、取引先の蔵元の㈱福光屋やJAたじまの関係者35人が出席。豊岡市立小野小学校の3、4年生児童17人を招き、一緒に田植えをして交流しました。

 

 同米は、産地銘柄として日本で唯一、豊岡市出石町のみで生産されている酒造好適米。平成25年度は、79人の部会員が昨年度より6㌶増の約54㌶で栽培し、270㌧の出荷をめざします。

 

 式では、JAたじまの津崎義美常務理事が、「農業を取り巻く環境は厳しいが、JAはしっかり生産者を支えていくので、多くの消費者に安心して選んでもらえる米作りに取り組んでいこう」とあいさつ。袴狭営農組合の山本苗夫組合長が、フクノハナの振興についてこれまでの経過を説明したほか、㈱福光屋の社員が、昨年度の作柄や今後の取り組みについて報告しました。

 

 同部会の吉田準一副部会長は、「有機JASに認定された純米酒の輸出や米粉の新たな販路の拡大など、普及の取り組みが求められている。今後も関係者が協力して、より多くの人に届くように生産していきたい」と意気込みを語っていました。

 

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生産者に教わりながら一緒に田植えをする地元小学校の児童ら