美方大納言小豆品評会 前田さんが最優秀賞
美方大納言小豆生産組合は12月13日、保健福祉センターすこやかーにで美方大納言小豆品評会の表彰式を開きました。最優秀賞に輝いた香美町村岡区板仕野の前田幸男さん(写真・左)らに賞状を贈りました。表彰式には、生産者やJA、行政などから関係者約40人が出席しました。
品評会は、美方大納言小豆の生産拡大と品質の向上を目的に開いています。11月にJAや新温泉農業改良普及センター、取引先の業者ら9人が、粒の大きさや色合い、被害粒の有無などを審査しました。103点の小豆の中から、最優秀賞1点、優秀賞4点、技術賞5点、出荷量が一番多かった集落を団体賞に選びました。
初めて最優秀賞に選ばれた前田さんは、同小豆の栽培を始めて4年。作付面積は11.5a。大粒で粒の大きさもそろっており、美方大納言小豆らしいルビー色が良く出ていたことが評価されました。前田さんは、「妻と二人で手を掛けてきたので、本当にうれしい。来年もいい小豆を作れるようがんばりたい」と喜びを語りました。
美方大納言小豆は、古くから美方郡で栽培されており、一般的な小豆に比べて色鮮やかで粒が大きく、うま味があるという。同組合は、現在昨年度より20人増の200人で構成され、作付面積は約19ha。今年度は約10tを出荷しました。
品評会入賞者は次のとおり。
最優秀賞 前田幸男さん
優秀賞 西村憲さん、坂本きく枝さん、田中義信さん、馬場浩さん
技術賞 田門信二さん、岸本巌さん、中村重信さん、中井増時さん、大田吉一さん
団体賞 飯野集落