たじまで農業

活動レポート

農業用資材の移動販売を試験実施

2014.08.26

 高齢化が進む但馬地域において組合員の利便性を向上するため、JAたじま豊岡営農生活センターは8月22日、農業用資材などの移動販売を初めて行いました。移動販売は、同センターから約15km離れたJAたじま森本店管内で実施し、多くの組合員で賑わいました。

 

140822idouhanbai.jpg 同店管内は、山間部にあり公共交通機関が十分に整っておらず、また同センターからは距離もあります。そのため、以前から移動販売の実施を求める声が多くありました。

 移動販売は、地区の回覧や同センターで来店者にチラシを配るなどして周知。野菜の種、肥料や農具など、40種類以上の商品をトラックに積み、同店管内の3カ所で販売しました。

 訪れた組合員は、実際に資材を手にとって見たり、栽培などについて職員に相談したりしていました。

 

 買い物に訪れた女性は、「自分では車を運転できないので、いつも資材は子どもに頼んで買ってきてもらっていたが、近くまで販売に来てくれると自分で気軽に買いに行けるので嬉しい。今後も移動販売を続けてほしい」と話していました。

 同センターでは今後も、野菜の植え付けなどの時期に合わせて移動販売を行う予定です。