たじまで農業

活動レポート

有機農業教室でダイコンを収穫

2014.12.09

 豊岡営農生活センターは12月8日、人と自然にやさしい農業を目指す「やさしい有機農業教室」の第9回を同センターで開きました。25人の参加者が、塾長である神戸大学の保田茂名誉教授の指導のもと、ダイコンを収穫しました。

 

141208yuuki.jpg ダイコンは9月に播種し、参加者らが同教室で作ったぼかし肥料を使ったり、抑草のためにマルチの代わりに野草を使ったりして栽培したもの。参加者らは、ダイコンを傷つけないように丁寧に畝から抜き取りました。収穫したダイコンは水洗いして試食。ダイコンを味わった参加者は、「慣行栽培のものと比べて、みずみずしくてきめが細かい」、「甘みが強く、ナシみたい」などと話し、有機栽培と慣行栽培の違いに驚いていました。

 

 収穫したダイコンは、同センターで参加者らが切り干しダイコン用に加工。約1カ月乾燥させ、1月の同教室で持ち帰ります。

 

 今年初めて教室に参加した井上正一さんは、「有機栽培でできた野菜はおいしく、子どもにも安心して食べさせられる。有機農業を知って、野菜を作る楽しみや収穫時の感動が大きくなった」と話していました。