たじまで農業

活動レポート

但馬の農業の問題を解決しよう

2015.02.25
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 但馬広域営農団地運営協議会は2月26日、総合営農センターで但馬農業課題成果発表会を開き、専門部会の代表3人がそれぞれの調査・研究について発表しました。JAと行政で組織している協議会には、水稲、園芸、畜産の専門部会があり、但馬地域が抱える問題の解決を目指して活動しています。発表会には農家やJA役職員、行政の関係者ら83人が出席しました。

 兵庫県農業技術センターの澤田富雄研究主幹は、「水稲実証圃場結果と全体考察について」と題して、但馬でのコシヒカリの栽培について142地点のサンプル結果を基に発表しました。澤田主幹は但馬内でも地域によって気象条件、とりわけ地温によって窒素成分の溶出度合が異なることを例に挙げ、「地域に合った栽培に取り組むべき」と呼びかけました。農家からは肥料成分や除草剤の使用についてなどの質問がありました。