管理しっかりと栽培技術の向上目指す
葡萄部は3月24日、春の栽培講習会を豊岡営農生活センターで開きました。部員27人が参加し、これからの管理の注意点などを学びました。
講習会では、豊岡農業改良普及センター職員が、不要な芽を取り除く際の注意点などを説明。枝の伸び具合や樹勢を良く観察し、生育が揃うように芽や枝を整理することを呼び掛けました。参加者らは、木の生育の程度に応じた施肥や防除の適期について質問し、JA職員らが一つ一つ丁寧に応えていました。
また、部員の栽培技術の向上と産地づくりのため、同部で作成を進めている産地構造改革計画や栽培管理マニュアルについても検討。担い手育成のため、研修生の積極的な受け入れや、食育や農業体験のイベントを通じた人材の育成などについて協議しました。
講習会の参加者は、「部と関係機関が協力して、産地づくりに取り組むことが大切。各生産者が栽培の計画をしっかりと立てて、良質な豊岡ぶどうを出荷したい」と話していました。