たじまで農業

活動レポート

ミズナ栽培の技術を高め生産規模を広げよう

2015.04.17

 養父市みずな生産部会は4月17日、総合営農センターで総会を開きました。生産者、JAたじまや行政など8人が出席。平成27年度は、新たにミズナの栽培を始める2人の生産者を含め、知り合いに声を掛けるなどして仲間作りを進め、生産の規模を広げることと、栽培の講習会などに積極的に参加し、栽培の技術の向上に取り組むことを決めました。

 

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 部会では26年度、部会員7人がミズナを栽培。苗の生育が良く、期間を通じて順調に育ったことや、ハウスを有効に活用して栽培面積を増やしたことにより、25年度に比べ、約1t増の5.3tを出荷しました。

 部会長の守田勇さんは、「農業特区の関係で、農業のあり方がこれまでと変わる。新しい農業のあり方に関心を持ち、取り入れられるところは取り入れたり上手に差別化したりして、対応していこう」と話していました。

 

 また、総会では、生産者が自身の栽培でうまくいったこと、失敗したことや疑問に思ったことなどについて意見を交換。試験的に栽培した新しい品種について報告したほか、産地をPRするため、取引先の生活協同組合コープこうべ(神戸市東灘区)の店舗などでの食宣活動や、収穫作業の体験を通じた消費者との交流などについて話し合いました。