たじまで農業

活動レポート

ツタンカーメンのエンドウ出荷ピーク

2015.05.30

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 但東シルク野菜部会で、紫色のさやが特徴の「ツタンカーメンのエンドウ」が出荷の最盛期を迎えています。出荷開始時期は昨年より3日ほど早く、作柄は良好。出荷は6月10日ごろまでで、昨年並みの250kgを見込んでいます。

 同エンドウ豆は、20世紀初めにエジプトのツタンカーメン王の墓から出土した豆といわれ、ポリフェノールを多く含んでいます。町内の6人が約30aで栽培し、主に京阪神の市場に出荷しています。29日には、但東支店で出荷規格を統一する目合わせ会を開き、出荷された現物を見ながら大きさや形状などを確認しました。

 約5aで栽培する大石純一郎さんは、「ポリフェノールが豊富なため、豆ご飯にすると赤飯のようにご飯が紫色になる。皆さんも一度食べてみてほしい」と話していました。