たじまで農業

活動レポート

若手が一致団結 村岡連絡会発足

2015.06.08

150605muraoka1.jpg 香美町の若手の農業者や就農希望者が6月5日、「村岡連絡会」を立ち上げました。農業者の高齢化と後継者不足が深刻化する中、地域農業を守り発展させていくことを目指し、呼びかけに賛同した13人が結束。村岡区大糠の中村秀行さんが会長に就任しました。

 連絡会は、50歳までの就農者や就農を目指す人らが親睦を図り、就農意欲の向上と就農後の定着化、また情報や技術交換の場として設立しました。今後は経営安定化のための勉強会や但馬地域の先輩就農者の視察研修などを計画。村岡営農生活センターが事務局を務め、行政とも連携し農業による地域の活性化を目指す考えです。

 同センターで開いた設立総会には、連絡会のメンバー、行政、JAの関係者ら約20人が出席。役員の選任など全3議案が全て可決、承認されました。

 会長に就いた中村さんは、約20年大阪で働き昨年帰郷。現在は両親と一緒に水稲とピーマンなどの生産に取り組んでいます。中村会長は、「就農に関する相談や就農後の技術の習得などの体制を整え、私たち若い者が力を合わせ農業で地域を元気にしたい」と意気込んでいました。