たじまで農業

活動レポート

あぜ道講習会で黒大豆管理の注意点学ぶ

2015.08.12

150810kurodaizu.jpg 和田山営農生活センターは8月10日、朝来市内のほ場9カ所で黒大豆のあぜ道講習会を開きました。JAたじまあさご黒大豆部会の部会員ら50人が参加し、今後の栽培管理や農薬などを使う際の注意点などについて学びました。

 同市和田山町比治で開いた講習会には、部会員8人が参加。JA職員が、今季の生育状況などを確認しました。今季は、6月の播種時期に雨が多く作業が遅れたため生育にばらつきが見られましたが、その後好天が続き生育は順調に回復。今後、8月中旬の開花期は害虫が発生しやすくなるため、除草や防除をしっかりとするよう呼び掛けました。また、種実と枝豆では農薬の登録内容が異なることなどを説明し、栽培の計画に沿って農薬を使うよう注意を促しました。

 

 講習会に参加した男性は、「良質な黒大豆を出荷する参考になった。ゲリラ豪雨や台風に備えて排水溝を整理しておくなど、早めの対策を心掛けたい」と話していました。

 

 同部会は、同市特産の丹波黒大豆の生産者で組織。平成27年度は、150人が約55haで栽培しています。