たじまで農業

活動レポート

甘くておいしいよ香住特産二十世紀ナシ

2015.09.01

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 香住果樹園芸組合は8月28日、香住梨選果場で香美町香住区の特産のナシ「二十世紀」の今季の出荷を始めました。今年は適度に雨が降り、7月から8月中旬までの日照時間が長く、玉太り良く糖度の高いナシに仕上がりました。初日は約5tを贈答用や京阪神の市場に出荷。出荷は9月18日ごろまでで、180tの出荷を目標としています。

 香住区は県内一のナシの産地で、町内のナシ生産者で組織する同組合の農家59戸が、二十世紀を中心に約20haで生産しています。昨年は140tを出荷。今年は好天が続き、出来はまずまずで、昨年度より約3割増で「特秀」のナシが多く出荷されました。

この日は梨自動選別機を稼動させ、27日の夕方から集荷されたナシを光センサーに通して、大きさや糖度、品質などを測り、等級ごとに箱に詰めていきました。

同組合の野畑輝行組合長は、「香住の二十世紀ナシは、皮が薄くみずみずしい食感が特徴。甘く大きい良いナシができた」と話していました。

JAたじまでは選果場内に直売所を開設し、贈答用などを受け付けています。問い合わせは、香住梨選果場TEL0796-36-2910まで。