たじまで農業

活動レポート

朝倉さんしょ料理コンテスト 最優秀賞にエビマヨ

2015.10.27

151024ascooking.jpg JAたじま朝倉さんしょ生産部会は10月24日、朝倉さんしょ料理コンテストを総合営農センターで開き、食品加工グループに勤める栗田香織さんの「エビマヨざんしょ」を最優秀賞に選びました。

 

 同コンテストは、家庭で簡単に作ることのできる朝倉さんしょを使った料理を開発し、朝倉さんしょを普及することが目的です。同部会が平成25年度から開いています。

 

 この日の最終選考には、事前の書類選考で選ばれた8点が進みました。参加者らは、60分の制限時間で創造力や朝倉さんしょの存在感を生かした料理を披露。同部会の福井悦雄部会長、たじまJA女性会の岡本民子会長や同市の栄養士ら6人の審査員らが、完成した料理を試食し、料理の独創性やおいしさ、普及性の高さなど5つの項目を審査しました。

 

 

 エビマヨざんしょは、すりつぶしたサンショウを混ぜた衣にエビをつけて揚げ、サンショウを加えたマヨネーズソースとからめたもの。ソースのまろやかな甘さの中に、サンショウのピリッとした辛みとさわやかな風味があり、家庭になじみやすくサンショウの存在感を感じられる料理であることが評価されました。次点の優秀賞には、兵庫県立但馬農業高等学校3年生の上垣萌さんの「山椒のマカロン」を、審査員特別賞には同校3年生の和田有加さんの「山大あんかけ丼」を選びました。入賞者には、但馬牛肉や香美町産のナシなどを贈りました。

 栗田さんは、「好きな料理と朝倉さんしょを組み合わせられないかと思い、夫と相談しながら考えた。多くの人に作って食べてほしい」と話していました。

 審査委員長を務めた福井部会長は、「どの料理も独創性に優れていて、審査に苦労した。朝倉さんしょがさまざまな料理に使われることで、消費が一層広まってほしい」と話していました。

 

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調理の様子