たじまで農業

活動レポート

良質なナシを消費者に届けたい 袋かけ作業に大忙し

2016.05.18

 

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 香住果樹園芸組合では、ナシの袋かけ作業が5月上旬から始まりました。袋かけは害虫や害鳥、病気から守るだけでなく、日焼けを防ぎより良質なナシを作るのに必要な作業です。作業は5月下旬まで続きます。

 15年前から親子でナシの栽培に取り組む森田暢彦さん(40)と友江さん(63)の梨園(香住区隼人約35a)では13日から袋かけを開始。天候に恵まれ気温も高かったことから、平年より少し早い摘果、袋かけとなりました。ただ、風の強い日も多くあり、果実がぶつかり合い傷が付いてしまったものも。森田さん親子は傷の付いた果実を取り除き、残った果実一つ一つに丁寧に袋をかけて回りました。暢彦さんは、「さらに品質を上げて、おいしいナシをたくさんの方に届けたい」と話していました。

今後は6月に2回目の袋を被せ、8月下旬から9月にかけて収穫します。