たじまで農業

活動レポート

良質な朝倉さんしょずらり 品評会で優秀な生産者決める

2016.07.14

 JAたじまが地域ブランドとして振興している「朝倉さんしょ」を生産するJAたじま朝倉さんしょ部会は7月13日、栽培の意欲と技術の向上を目指して、朝倉さんしょの品評会を総合営農センターで開きました。同部会の福井悦雄部会長やJA営農生産部の山下正明部長ら18人が、出品された朝倉さんしょの外観や粒・房の大きさなどを審査しました。

 

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 同部会では今季、490人の生産者が但馬全域で1万本を超える朝倉さんしょを栽培し、約11.4tを出荷。4月の低温が生育に影響し、当初見込んでいた収量は下回りましたが、昨年以上の出荷となりました。

 

 品評会には、収穫後、変色しないよう加工し冷凍保存した朝倉さんしょ24点が出品。審査員が、粒の大きさが揃っているか、色合いは良いかなどを一点一点確認し、各項目5点満点で評価しました。今回の評価と、5房の合計重量や1房当たりの粒数など事前に調べた項目を照らし合わせ、特に優秀な上位7点を選出。今回選ばれた朝倉さんしょの生産者7人は、同部会が11月に開く生産者大会で表彰します。

 

 福井部会長は、「出品された朝倉さんしょは良質なものばかりで、今回は昨年より高水準な品評会になった。部会員全体の栽培技術を高め、こうした良質な朝倉さんしょを増やしたい」と話していました。