たじまで農業

活動レポート

みんなで守っていこう!篠垣の農業 営農組合設立

2016.10.27

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 10月26日、豊岡市日高町篠垣地区で区内の22戸が参加して篠垣営農組合を立ち上げました。篠垣公民館で開いた設立総会には、組合員、県・市の関係者、JA職員合わせて28人が出席し、新しい営農組合の発足を祝いました。総会では役員の選任が行われ、初代組合長に橋本彰雄さんが就任しました。
 
 地域の農地を守って活力ある集落を作るため、農業機械を効率的に利用して農業経営の合理化及び経営安定の向上に努め、後継者の育成や住民相互の交流を図ることが組合の目的で、農作業の受託、農業機械の共同利用などを行います。当面は水稲の栽培が中心ですが、より安定した経営を目指して、試験的にタマネギの栽培にも取り組みます。橋本組合長は、「自分たちの農地は自分たちで守りたいという思いが強い。チャレンジ精神を忘れずにいろんなことに取り組み、篠垣の特産を作り出せるようにしたい」と目標を語りました。

 同地区では平成27年12月にアンケートを実施し、集落営農に関する意見など調査。アンケートの結果をもとに座談会を開いたり、先進の営農組合を視察したりして準備を進め、平成28年6月に開いた2回目の座談会で組合の設立を決定。人・農地プランの策定や、組合の運営方法についての協議など、検討会は9回に及びました。