活動レポート

信頼される産地づくりへ栽培面積の拡大目指す

 JAたじまあさご黒大豆部会は平成29年度、生産基盤を強化し産地を活性化して農業所得の安定につなげるため、さらなる栽培面積の拡大を目指します。朝来市特産の黒大豆を安定生産できるよう、栽培面積60haの目標を掲げ、消費者に信頼される産地づくりに力を入れます。同部会が3月23日に和田山支店で開いた朝来市黒大豆振興大会には、部会員、行政関係者、JA全農兵庫やJAたじま役職員ら約50人が出席しました。

 大会では同部会の藤岡肇部会長が、「8月の日照と水不足、開花後の長雨など、今年度は収量や品質に不安な中での栽培だった。栽培技術を高め、天候に負けない黒大豆を作ろう」とあいさつ。JAの太田垣哲男専務理事が、「朝来市の黒大豆は人気が高く、市場から安定的な出荷を求められている。JAは、生産者が安心して栽培面積を拡げ、一層の生産に励めるよう支援していく」とさらなる連携の意思を示しました。また、JA職員が、今年度は天候の影響で生育、作業に遅れが見られ、収量は昨年度を下回ったことなど栽培の状況や販売の実績を報告。同市内の優良栽培者の事例を参考に、来年度の栽培に向けて堆肥をしっかり入れた土づくりを行うこと、適期の作業と防除や畝間潅水などの基本的な作業を確実に行うことを呼び掛けました。

170323kurodaizu.jpg 大会ではこのほか、部会員の生産技術の改善と黒大豆の品質向上を目的に開く朝来市黒大豆共励会の表彰を行いました。最優秀賞の兵庫県知事賞には、同市和田山町の湯浅一二さん(写真)を選びました。審査委員長を務めた朝来農業改良普及センターの片岡茂里所長は、こまめにほ場を観察して栽培管理を適切に行ったことがほ場審査、生産物審査ともに高評価につながったと評しました。湯浅さんは、「初めての受賞で驚いた。排水対策や葉とりの作業が大変だったが、暦や講習会の資料に沿って、基本の作業をしっかりした結果が出た」と話していました。

 そのほかの受賞者は次のとおりです。

優秀賞(朝来市長賞)=西恭一さん(朝来市山東町)

同 賞(朝来農林振興事務所長賞)=伊藤哲也さん(朝来市和田山町)

同 賞(朝来農業改良普及センター所長賞)=三宅重数さん(朝来市山東町)

同 賞(兵庫県農業協同組合中央会長賞)=笠垣幹夫さん(朝来市和田山町)

同 賞(全国農業協同組合連合会兵庫県本部長賞)=梶原泰輔さん(朝来市和田山町)

同 賞(たじま農業協同組合長賞)=田川則昭さん(朝来市山東町)

優良賞(JAたじまあさご黒大豆部会長賞)=垣尾恒夫さん(朝来市山東町)、和田営農組合(朝来市和田山町)

 

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大会では、兵庫県立農林水産技術総合センターの八瀬順也主席研究員が、「大豆害虫の生態と防除」と題して講演しました

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