P-1グランプリで天良さん 金賞と新人賞のダブル受賞

180126pi-mannmikatahanseikainaka-.jpg JAたじまピーマン協議会みかた支部は「P-1グランプリ」で、最優秀賞の金賞に村岡区の天良達也さんと新温泉町の竹中道明さんを、栽培を始めて3年未満の優秀な生産者に贈る新人賞に同じく天良達也さんを選びました。金賞と新人賞の両賞の受賞はP-1グランプリを開催して以来、初めてです。1月23日に交流センターまきばの宿で開いた出荷反省会で表彰しました。

 P-1グランプリは、協議会に8つある支部の中でみかた支部でのみ開催している独自の企画です。ピーマンの出荷数量とほ場の管理状態を審査して優秀な生産者を決めます。支部活動の活性化や生産者の栽培意欲を高めるとともに、ほ場の衛生管理への注意を促すのが目的です。天良さんは、「暦に従って丁寧に栽培したことが結果につながった。栽培2年目で経験が浅い中での受賞で大変驚いたが、受賞できてとてもうれしい」と喜びを語りました。

 反省会では、生産者、行政やJAなど関係者ら約20人が出席。平成29年度は、美方郡内の生産者49人で約2万本を栽培し、約105㌧のたじまピーマンを京阪神の市場に出荷しました。天候の不順による生理障害や病害の多発が心配されていましたが、病害株の早めの除去や、溝切りによる排水対策など、会員らによる小まめな栽培管理で、収量は平年並み、秀品率は2㌫上がりました。30年度は暦に沿った栽培、病害虫などの早めの防除、排水対策を徹底し、収量と品質のさらなる向上を目指します。谷口清支部長(写真)は、「暦に沿った栽培が良質なピーマン作る一番の近道。小まめな栽培管理で30年度もおいしいたじまピーマンを一つでも多く出荷しよう」と呼びかけました。

 P-1グランプリの結果は次のとおりです。
金賞=天良達也さん(村岡区)、竹中道明さん(新温泉町)

銅賞=小林正樹さん(村岡区)、新人賞=天良達也さん