たじまで農業

活動レポート

豊岡市でコゴミの出荷が本格化

2018.02.06

 豊岡市でコゴミの出荷が本格化し始めました。山菜などの生産者で組織するJAたじまの新農業研究会では今季、昨年より5日早い1月22日に初出荷を迎えました。今季は冷え込みが厳しく、株を伏せ込むビニールハウスの温度が上がらなかったため生育や出荷の時期にばらつきが見られましたが、出荷量は徐々に増えています。作柄は良好で、3月上旬に最盛期を迎え、出荷は4月上旬まで続きます。同研究会では今季、豊岡市内の生産者6人がコゴミを生産。JAを通じて、京都の市場へ1tの出荷を目指します。

180205kogomi.jpg コゴミ栽培5年目を迎える豊岡市竹野町の依田廣志さんは今季、ビニールハウス内に作った床に約3,300株を伏せ込みました。丁寧な温度管理に努め、200kgの出荷を目指します。

 依田さんは、「できるだけ自生に近い状態で栽培し、品質やサイズ感が良く、おいしいコゴミができた。天ぷらなどにして、多くの人に味わってほしい」と話していました。