「明延」蔵出し・「仙櫻」蔵入れ

180509akenobe1.jpg 養父市大屋町の明延鉱山探検坑道内の熟成庫「明延蔵」で5月9日、市内の蛇紋岩地帯で育てた酒造好適米「兵庫北錦」を原料にした、純米酒「明延」の蔵出し式と純米吟醸酒「仙櫻」の蔵入れ式を開きました。製造者の山陽盃酒造(宍粟市)・壺阪雄一専務、養父市・広瀬栄市長、同米生産者の栗田一夫さんなど関係者らが、テープカットをして蔵開きを祝いました。

 両酒はミネラルを豊富に含む蛇紋岩地帯で有機栽培した「兵庫北錦」と、氷ノ山の湧き水「ぶなのしずく」を使って製造されます。栗田さんは、「昨年は8月の天候不順もあったが収量も平年並みで良質な酒米ができた」と米の作柄について話していました。

 蔵出しした「明延」は、昨年5月に蔵入れし1年間熟成させたもの。本日から市内の酒店で販売が始まりました。壺阪専務は、「米がいいので、発酵もよく、よい麹もできる。芳醇で味わい深く、今までにない良い味のお酒になった。鮎料理と合わせて飲んでいただきたい」と話しました。

 蔵入れした「仙櫻」は、今日から半年間熟成させ秋に蔵出しをします。広瀬市長は、「品質のよい米でよい酒を仕込むことができた。来年の蔵出しが楽しみ。明延鉱山を利用して『仙櫻』は21年目、養父市は16年目で人間に例えると義務教育を終えたところ。20歳を超えた『仙櫻』が養父市を祝ってくれた」と話していました。