ふるさと但馬米

活動レポート

田んぼと食卓の架け橋へ総会で意思統一

2016.04.21

160419hurusato1.jpg 生産者、流通業者とJAたじまで組織するふるさと但馬米振興会は平成28年、栽培技術の向上、産地の一層のPR、生産数量の確保と拡大に努めます。生産者が参加しやすい地域ごとの栽培講習会や、イベントへの積極的な参加などで、2,400tの出荷を目指します。4月19日に総合営農センターで開いた総会には、ふるさと但馬米の生産者や株式会社神明、JA全農兵庫やJAたじま役職員ら約50人が出席。組織強化と活動基盤の確立に向けて、意思を統一しました。

 総会では、JAの友田達也常務理事が、「生産者の手取り向上のため、資材などの試験を行い、栽培暦の見直しを行っていく。但馬地域最大ロットのブランド米として、少しでも多く生産、出荷してほしい」とあいさつ。株式会社神明が、27年産米の販売状況などを報告しました。27年産米は弁当用などの取り扱いが増加し、販売も安定していることから、28年産米の増産を強く呼び掛けました。

 また、総会では役員改選を行い、豊岡市日高町の江尻繁さん(写真)が会長に再任しました。江尻会長は、「特別栽培米は全国的に増えているが、ふるさと但馬米は需要に対してまだ生産量が足りない。関係者全員が協力して、普及拡大に努めよう」と話していました。