コウノトリ育むお米

活動レポート

コウノトリ育むお米生産部会 総会で理念再確認

2013.03.21
130319kounotorisoukai-1.jpg

 JAたじまのコウノトリ育むお米生産部会(248名・約230㌶)は3月19日、総合営農センターでコウノトリ育むお米生産部会第4回通常総会を開き、平成24年度の振り返りや平成25年度の取り組みについて確認しました。部会員、市やJAたじまなど約40名が出席。

 総会では、平成25年度の同部会の振興方針を「コウノトリ育む農法の理念の理解と部員相互に意識を高める」としました。コウノトリ育む農法のめざすコウノトリが住める豊かな環境をつくるために、農薬の使用を減らし化学肥料を使わないことや、中干しを延期するなど独特の水管理を行うことといった栽培の要件を遵守することを改めて確認。今後も関係者同士の連携を密にし、研修や消費者との交流を積極的に行うことで、普及の拡大をめざします。
 また、消費者に安定して供給出来るように、25年度は減農薬で900㌧、無農薬150㌧の生産計画を掲げました。

 JAたじま津崎義美常務理事は、「TPP交渉の参加など、農業は厳しい立場にある。そういった中でJAは、生産者が消費者に選ばれる米づくりに安心して取り組めるよう、しっかりと支えていきたい」と話しました。

 総会ではこのほか、役員の改選があり、新しい部会長に豊岡北支部の稲葉哲郎さんが選ばれました。

130319kounotorisoukai-2.jpg
新部会長に選ばれた稲葉さん。後ろの賞状と杯は、先日受賞した日本農業賞のもの