コウノトリ育むお米

活動レポート

農法取り組み10年 増産目指す

2015.02.28
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 コウノトリ育むお米生産部会は2月24日、日高営農生活センターで第6回通常総会を開き平成27年の計画を協議しました。27年は、減農薬と無農薬あわせて約1,220tの生産を目指します。総会には部会員のほか、行政の関係者やJA役職員ら約40人が出席しました。
 部会では昨年、270人の生産者が約1,139tを生産。今年は288人で栽培に取り組みます。部会が実践するコウノトリ育む農法は、おいしいお米と多様な生き物を育み、コウノトリも住める豊かな文化、地域、環境づくりを目指す農法で、今年は農法の開始から10周年を迎えます。今年度の振興方針には農法の理念の理解を掲げ、農法の要件の遵守を徹底します。そして、現在は約2割程度となっている無農薬タイプの栽培を進めます。稲葉哲郎部会長は、「農法の開始から10年は大きな節目。生産者大会を開くなどして、部会をますます発展させたい」と話していました。