コウノトリ育むお米

活動レポート

消費者招き稲刈り交流 コウノトリ育む農法を実感

2016.09.13

 160911kounotori1 - .jpgJAたじまのコウノトリ育むお米生産部会は9月11日、生活協同組合(生協)コープ自然派兵庫の組合員をコウノトリ育むお米を栽培するほ場に招き、稲刈り体験・生き物調査交流会を開きました。交流会には同部会員や同生協の組合員ら約70人が参加しました。交流会は消費者に農薬や化学肥料を抑え、独特な水管理で米や生き物を育む「コウノトリ育む農法」の取り組みへの理解を深めてもらおうと平成17年から毎年開催しています。

 この日は、同部会員の堀名文男さんが管理するほ場(豊岡市江本)で稲刈り体験や生き物調査を行いました。稲刈り体験では同JA職員から鎌を扱う際の注意点や刈り方を教わり、手刈りに挑戦。たわわに実った稲を一株一株丁寧に刈り取りました。生き物調査では、ほ場やほ場わきの水路を調査し、赤とんぼやトノサマガエル、クロゲンゴロウなど約20種類以上もの生き物が見つかり、消費者は自然環境に配慮した同農法の成果を実感しました。その後の昼食では、参加者はかまどで炊いた同米の新米を味わいました。

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 交流会に親子で参加した男性は、「ほ場にいる多くの生き物を見て、農法の効果を改めて実感した。稲刈りや生き物調査など日頃体験できないことを体験させてもらい、親子で楽しめて良い経験になった。来年も家族で参加したい」と話していました。