コウノトリ育むお米

産地への関心高めて 消費者が稲刈り体験

 コウノトリ育むお米生産部会は9月24日、㈱トーホーストア(神戸市)の社員と消費者らを招き、コウノトリ育むお米(特別栽培米コシヒカリ)の稲刈りを通じて交流しました。

 同社では、兵庫県内のスーパー40店舗でコウノトリ育むお米を取り扱っています。化学肥料を使わず、農薬を慣行に比べ75%以上減らして栽培する同米は、安全・安心なだけでなく、独自の水管理などによって生物の多様性にも配慮したお米であることから、食の安全性や自然環境への貢献に関心の高い消費者を中心に好評です。環境を守りコウノトリの野生復帰を支援する豊岡市の「コウノトリ基金」に、同米や関連商品の売り上げの一部を寄付するなどの取り組みによって消費者の認知度を高め、取扱量は年々増加しています。

 

160924tohostore.jpg 稲刈り体験ツアーは、同米の産地や食卓に届くまでの過程を消費者に伝えるため、平成22年から実施。毎年、定員を大きく上回る応募があり、今回は消費者32人が産地を訪れました。

 消費者らは、稲刈り鎌を手にほ場に入り、部会員やJA職員に教わりながら稲を一株一株丁寧に刈り取りました。また、カエルやバッタなど多くの生き物を見つけ、同米の農法が豊かな生態系を育んでいることを確認しました。

 

 神戸市から参加した親子は、「農家の方の苦労や収穫の喜びなどを感じられた。田んぼには多くの生き物がいて、自然にやさしいお米であることを実感した」と話していました。

 ㈱トーホーストアの猪野延幸さんは、「稲刈りなどの農作業体験で産地やお米への愛着が深まり、地産地消につながればうれしい」と期待を寄せていました。同部会の大原博幸部会長は、「実際の体験を通じて知ったことを多くの人と共有して、日々の食事や農業にもっと関心をもってほしい」と話していました。

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