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潅水装置導入で目指す省力化と収量増

2013.06.12
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 ピーマン協議会は6月10日、自動潅水装置の講習会を養父市八鹿町浅間のほ場で開きました。今年度から導入する生産者を含め、JA職員、農業改良普及センター職員ら約20人が参加しました。

 装置は「拍動潅水」と呼ばれる仕組みで、太陽光発電を利用することで晴天時に潅水でき、曇天や雨天時には潅水が止まります。ピーマン栽培で重要な潅水を自動ででき、貯水タンクに肥料を投入すれば肥料を散布する手間も省けます。適切な潅水と施肥ができるため、導入者の収量は未導入の生産者よりも多いと営農課の職員は話しています。
 講習会では、設置者の南昌さんと装置のメーカー担当者が仕組みや注意点などを説明。参加者の中には既に導入済みの生産者も多く、それぞれが工夫していることや故障の原因などについて意見を交わしました。今年度から装置を導入する栽培2年目400本を栽培している西村繁さんは、「家族でピーマンを栽培しているが、省力化が一番の課題と思い導入を決めた。収量が増えることを期待している」と話していました。