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反省を次年度の栽培へ生かす

2016.01.14

 ピーマン協議会みかた支部は1月13日、香美町立国民宿舎「ファミリーイン今子浦」で「たじまピーマン」の出荷反省会を開きました。ほ場管理や排水対策を徹底し収量増に取り組み、平成28年度は22,300本の作付けを目指します。

 反省会には、生産者のほか、JAや行政の職員など30人が出席。同支部では27年度、48人が約20,000本を栽培。斑点細菌病や強風による枝折れなどの被害がありましたが昨年度より9t増の約123tを出荷しました。山根和美支部長は、「今年度は新しく9人の仲間が加わった。来年度も声かけをして、新規栽培者を増やすとともに、1本でも多く作付けをして産地拡大を目指そう」と呼び掛けました。

IMG_3046.jpg また、同支部では支部の活性化や生産者の栽培意欲の向上、ほ場の衛生管理を促すことを目的に、出荷数量とほ場管理の得点を競う「P-1グランプリ」を開いています。この日は、9月の審査で優秀な成績だった生産者の表彰を行いました。新人賞には新温泉町の中村正雄さん(写真)を選びました。栽培歴1年目で300本を栽培する中村さんは、「驚いたが嬉しい。これを励みに来年度も先輩や職員のアドバイスをしっかり受け、1本当たりの収量を増やしていきたい」と意気込んでいました。

 そのほかの結果は次のとおり。

金賞 寺口良一さん(新温泉町)

銀賞 谷口清さん(新温泉町)

銅賞 竹中久男さん(新温泉町)

特別賞 野田章仁さん(新温泉町)