対策しっかりと良質な岩津ねぎを作ろう
和田山営農生活センターは8月25日と26日、朝来市特産の岩津ねぎのあぜ道講習会を開きました。JAたじま岩津ねぎ部会の部会員ら38人が参加し、今後の栽培の管理や病害虫の対策について学びました。
26日に同市山口のほ場で開いた講習会には、23人が参加。
JA職員が、8月上旬に見て回ったほ場の状況を説明しました。7月中旬の多雨やその後の高温の影響で、排水対策が不十分なほ場では一部病害が見られたことを報告。排水の悪いほ場では軟腐病や白絹病などの病害が発生、伝染しやすいため、排水溝を整備することと予防のための防除を呼び掛けました。
また、ネギの生育を妨げないように中耕や土寄せを行うことを促しました。
講習会の参加者は、「昨年は満足に管理ができなかったので、講習会で学んだことをさっそく実践して今年は収量増を目指したい」と意気込んでいました。