岩津ねぎ

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品質高めて計画的な出荷目指そう

2016.03.22

 JAたじま岩津ねぎ部会は3月18日、平成27年度の生産者大会を和田山支店で開き、岩津ねぎの更なる振興に向けて、仲間作りを積極的に進めることを決めました。28年度は、生産農家250戸、栽培面積30haを目指します。また、より高品質な岩津ねぎ栽培のため、栽培講習会への参加や、安定的に供給するため計画的出荷を実践します。

 大会には、部会員、行政関係者、JA全農兵庫やJA職員ら約100人が出席。同JA営農生産部特産課の中村成之課長が、「消費者への試食販売などを通じてPRし、販売を強化している。今後も生産者の所得向上に向けて、岩津ねぎをもっと振興していこう」とあいさつしました。また、27年度の出荷、販売の実績などについてJA職員が報告。今年度は、新たな取引先の開拓や店頭でのPR活動などにより販売単価は高値でしたが、出荷量は昨年度を下回りました。年末年始や1月下旬以降など需要が高い時期に出荷が少なかったことから、需要に合わせた計画的な出荷を呼び掛けました。井上文夫部会長は、「今年度は天候に生育を大きく左右された。この経験を生かして部会員の栽培技術を高め、来年度は高品質な岩津ねぎを1本でも多く出荷したい」と話していました。

 

160318iwatunegi.jpg 大会ではこのほか、岩津ねぎ品評会の表彰を行いました。井上部会長ら審査員9人が、ほ場の管理や出荷形態、品質、出荷量などを考慮し、最優秀賞の兵庫県知事賞に朝来市和田山町の吉田龍一さん(写真)を選びました。

 

 

 

 

 

 そのほかの入賞者は次の通りです。

優秀賞(朝来市長賞)=関静男さん(朝来市)

同賞(朝来農林振興事務所長賞)=安達彰さん(朝来市山東町)

同賞(朝来農業改良普及センター長賞)=清原敬二さん(朝来市)

同賞(兵庫県農業協同組合中央会長賞)=山田忠男さん(朝来市)

同賞(全国農業協同組合連合会兵庫県本部長賞)=池野清さん(朝来市)

同賞(たじま農業協同組合長賞)=嵯峨山義博さん(朝来市)

優良賞(JAたじま岩津ねぎ部会長賞)=平尾尊美さん(朝来市和田山町)

                 =尾川賢一さん(朝来市和田山町)

                 =池野常夫さん(朝来市)

                 =早川和男さん(朝来市和田山町)

特別賞(JAたじま岩津ねぎ部会特別奨励賞)=高本尊礼さん(朝来市和田山町)