岩津ねぎ

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23日の販売解禁に向けて意思を統一

2016.11.18

 11月23日の販売解禁を前に、JAたじま岩津ねぎ部会は平成28年度、高品質な岩津ねぎ10万ケース(1ケース3kg)の出荷目標を掲げました。11月17日、和田山支店で開いた出荷決起大会に、生産者、行政関係者やJA役職員ら約110人が出席。出荷に向けて意思を統一しました。22日には和田山営農生活センターで出荷式を開きます。

 大会では、太田垣哲男専務が、「目まぐるしく変わる情勢の中で、JAの役割は常に農家所得の向上に向けて尽力すること。JAの重点特産品目である岩津ねぎを一層PRし、より多くの人に届けよう」とあいさつ。部会員らは、10万ケースの出荷目標に向けて、「栽培日誌を必ず記帳、提出すること」「計画的販売のため出荷計画書を提出すること」「消費者目線に立ち、消費者に喜んでもらえる岩津ねぎを出荷すること」「規格を守り、出荷終了まで高品質な岩津ねぎを出荷すること」を決議しました。

161117kekkitaikai.jpg また、出荷に向けた目合わせを行い、出荷時の注意点や秀品と業務用の規格などを確認。同部会役員やJA職員が、高い品質を保ち、築き上げてきた産地やブランドの信頼を裏切らないために、出荷調整は決まりに沿って適切に行うことを呼び掛けました。

 同部会の井上文夫部会長は、「今年は生育遅れが目立つ。冬に向けて雪除けなどの対策をしっかりし、部会員が一丸となって1ケースでも多く出荷したい」と話していました。

 

 

 同部会では今季、176人が約21haで栽培しています。23日の販売解禁から3月中旬の出荷終了まで、関東、阪神間や地元の市場に出荷します。