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岩津ねぎほ場審査 優秀な生産者を選出

2016.11.21

161118negisinsa.jpg JAたじま岩津ねぎ部会は11月18日、平成28年度岩津ねぎ品評会のほ場審査を行いました。朝来農業改良普及センターの片岡茂里所長、同部会の井上文夫部会長ら審査員9人が、朝来市内の生産者20人のほ場を回り、管理の状況や生育の程度などを確かめました。

 

 同品評会は、生産者の栽培意欲と岩津ねぎの栽培技術、品質の向上を目的に同部会が毎年開いています。

 

 今月9日、部会役員とJA職員が、審査の対象となる3a以上で生産する部会員150人のほ場から、生育や肥培管理などが優れているほ場20カ所を選出。今回、選ばれたほ場を審査員らが見て回り、土寄せやほ場の排水対策は十分か、残さなどがほ場内に残っていないか、病害虫や雑草の防除ができているかなどのほ場管理と、生育が順調で揃っているか、雪除け資材を準備するなど管理上の工夫が見られるかなどの生育状況の5項目を各10点満点で評価しました。今後、対象となった部会員が出荷した生産物を審査して優秀な生産者を決め、3月に開く生産者大会で表彰します。

 審査委員長を務める片岡所長は、「今年は日照不足と多雨で全体的に生育が遅れているが、審査の対象となったほ場はどれもまずまずの出来。部会員同士が意見を交わし、今後の管理や栽培に生かして更なる出荷につなげてほしい」と期待していました。