振り込め詐欺 未然に防止
感謝状を手に兎塚支店の職員ら
兎塚支店は8月22日、振り込め詐欺を未然に防いだとして、美方署から感謝状を受け取りました。
支店に8月1日午後、組合員から「今日、現金で700万円を出金したい」という電話がありました。電話に出た職員は不審に思い、尾﨑浩支店長に報告。すぐに尾﨑支店長らが組合員宅に向かいました。事情を聞いていると、詐欺の当事者から電話がかかり、組合員がその電話に出て「今、JAさんが来ている。お金は今日用意できない。どうしたらいい」と話すと電話が切れました。そのほかにも「誰にも話してはいけない。警察沙汰になる」と言われたことなど、それらのやり取りから支店長らは、詐欺と確信し、警察に通報しました。
尾﨑支店長は、「職員の連携で詐欺の被害を防ぐことができた。地域に密着したJAとして、組合員さんの財産を守ることができてよかった」と話しました。同署は、「わざわざ自宅まで説得に行くということはなかなかできない。感謝している」と話していました。
JAでは、振り込め詐欺を未然に防ごうと「声掛け運動」を全支店で取り組んでいます。