2006年1月

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米地みそ!

2006年1月31日

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いや~、早いもんですね。平成18年も一ヶ月が過ぎます。今年の冬は、最初に例年より多くの積雪がありましたが、ここ但馬では一段落。一時にくらべて雪も少なくなりました。皆さんのお住まいのあたりではいかがでしょうか?

 

今日はゴハンにあう食べ物のご紹介です。

香美町香住区の米地という地区で作られている味噌です。名前も『米地みそ』と言います。

大豆とこうじ、塩だけと、無添加でつくられた逸品です。ただ年間生産量が約50トン前後ということもあり、けっして大量に作られているわけではありません。地米屋ではこの少量生産の逸品『米地みそ』の取り扱いをしています。

ぜひご賞味ください。

お求めはこちらからどうぞ!

うまいですよ~♪ 節分もちです!

2006年1月30日

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もうすぐ節分ですね~。

恵方を向いて巻き寿司をたべる習慣が広まってきています。あれはもともと大阪の風習だったようですが、最近は全国に広まってきていてコンビニなどでも予約を受け付けたりしていますね。

 

地米屋では節分もちの取り扱いを行っています。といいましても、ここ豊岡では大好評でおかげさまで完売!!

この節分もちは「豆」「よもぎ」「えび」「雑穀」の4つのもちが3枚ずつ入って600円!豆は当然『黒大豆』です。おいしいですよ~。

 

と言っても、今年は売り切れてしまったので、来年のお求めとなります。地元のみでの販売でしたが、来年以降はネットでも販売するかもしれません。

 

お楽しみに!

フクノハナってご存知ですか?

2006年1月18日

皆さん、お酒を飲んでらっしゃいますか~?
って今から一杯やろうというご案内ではありません‥σ(^_^;)
今日は但馬オリジナルの酒米とそのお米で作られた日本酒のご紹介です。

酒米で有名なのはなんといっても山田錦です。日本一の酒米として兵庫県の南部を中心に栽培されています。おいしいお酒にはよく使われているお米です。

実を言うと但馬でも‥ってわけにはいきません。但馬の気候ではこの山田錦は栽培できないんです。山田錦の特徴が最大限に現れるためには気候も当然大切な条件です。

 

しかし‥

 

但馬にも、こだわりの酒米が栽培されているんですね。日本の中で但馬でしか、しかも出石でしか栽培されていない酒米があるんです。もうレア物です♪

そのお米の名前は『フクノハナ』。1973年から栽培されており、すべて特別栽培されたこだわりの酒米です。

地元

地元ではこのような看板も設置されています。『日本唯一』というのもはっきりと書かれてますね~

 

 

 

この希少な『フクノハナ』を使用して作られたお酒があるんです!

 

お酒はこちら。

風よ水よ人よ

この風よ水よ人よなんです。

日本酒は米・麹からつくられますが、このお酒はそのどちらにもフクノハナが使用されています。もう本当にレア物です。豊岡の居酒屋さんにも置かれてるところがありますので、見かけたらぜひお試しください。

肝心のお味ですが、透明感のある吟醸酒です。爽やかな香りとなめらかな質感、 喉ごしの軽やかさは「爽麗仕込み」ならでは!様々な料理に合う本当においしいお酒です。

 

 

つくられている、酒蔵さんはこちら

福光屋さん

 

石川県の福光屋さんです

 

 

 

ぜひホームページもご覧下さい。

 

 

セットのご案内地米屋ではこのフクノハナを使用したお酒のセットの取り扱いをしています。ぜひご賞味ください~。おいしいですよ~♪

日本海側と太平洋側

2006年1月17日

今年の冬は日本海側で豪雪となっています。太平洋側では降雪が少ないんですがどれぐらい気候が違うのか比べてみました。

豊岡の気候です

豊岡の気候です。上から平均気温、降水量、日照時間です。冬に降水量が多いですがその分日照時間が少なくなっています。典型的な日本海側の気候です。

 

神戸の気候です

一方、神戸の気候です。冬には降水量が少なくなっています。瀬戸内海式気候と呼ばれる地域にあるので年間の降水量も少なめです。

 

 

しかし、こうやってみると冬の間の降水量と日照時間が全く違いますね。

ちなみに数値で見ると

日照時間は

     豊岡    神戸
1月    70.3   145.6
2月    71.6   132.1
3月   114.8   158.9
4月   165    183.1
5月   191    197.8
6月   141.8   146.8
7月   162.9   180
8月   187    207.4
9月   119    146.6
10月  117.3   164.9
11月   88.1   148.5
12月   80.1   154.1
全年 1508.7   1965.8
(データはすべて1971年~2000年の間の平均値です。気象庁HPを参照ください)

全く違いますね。冬の間日本海側ではふとんもなかなか干せません‥σ(^_^;)

 

しかしこの冬の間にも、おいしいお米を作るための様々な作業が行われています。また機会を見てご紹介したいと思います。

但馬の田んぼ(棚田のご紹介)

2006年1月16日

但馬は東京都とほぼ同じ面積がありますが、そのほとんどが山間地となっています。そのため農業は山間地を流れる河川沿いで行われています。

ということは‥

但馬には棚田が多いんです。日本棚田100選にも選ばれたきれいな棚田があります。画像は香美町村岡区の和佐父(わさぶ)地区の棚田です。キレイですね~♪冬の間は雪に深い雪に覆われる地域でもあります。

わさぶの秋

冬です

 

 

 

 

棚田での稲作は、機械化ができないので、ほとんど手作業で作られています。あぜの草刈りも当然手作業です。車が入るのにもやっとのところが多いので作業も大変です。このおかげで、おいしいお米と美しい景色があるんですね。

地米屋では特に棚田の多い地区で栽培された「たじま雪ん娘育ち」の取り扱いをしています。玄米のはかりうりも行っていますので、ぜひご賞味ください。

甘く、楽しいイチゴの国オープン

2006年1月13日

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今日は但馬の話題です。雪が多い冬ですが、少し春を先取りされてみてはいかがでしょうか。

兵庫県養父市にある「(有)内山いちごの国」では1月8日と9日、いちご狩りのオープニングイベントを開催されました。この日はオープニングとして子どもたちに風船のプレゼントやヤマメの炭火焼きなども販売され、大雪の中にもかかわらず家族連れなどの常連客で賑わいました。

(有)内山いちごの国は、4年前に村おこし事業として、JAのパイプハウスリース事業を利用し、内山地区(養父市長野)の4戸の農家が内山営農組合・いちご部会として設立したことから始まりました。
 現在、温室ハウス7棟で「章姫」を高設栽培し、無機培地に溶液を点滴で施肥栽培することで土で栽培するよりも大きくて甘いイチゴを栽培しています。
 代表の荒木満さんから、「昨年は来場者が多すぎてお断りした方もあり、申し訳なく思っていましたが、今年からハウスを3棟増やしたので、大勢ご来場いただきたい」とPRしていただきました。
 来園者のひとりは、「なによりもおいしく、子どもでも食べやすい位置にあり、車イスの方でも入れるようになっている配慮が気に入り、始まった頃から毎年利用させてもらっています」とおっしゃられていました。

甘くておいしいいちごをぜひご賞味ください。


(来園者は要予約)
開園期間 6月末まで
営業時間 10:00~16:00(毎週月曜日休業)
入園料 季節別で3月9日までは3歳以上小学生未満 1,000円
小学生以上 1,500円
問い合わせ先…(有)内山いちごの国 TEL079-666-0309

内山いちごの国HPはこちらからどうぞ。

特別純米しぼりたて『コウノトリ』

2006年1月11日

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本日は但馬の酒米をつかって作られたお酒をご紹介します。

姫路の酒造会社本田商店さんでは、JAたじま産酒米を使用した「特別純米しぼりたて『コウノトリ』」をつくられました。

本田商店さんのHPはこちらからどうぞ

 

このお酒、豊岡市のなかでも野生コウノトリの飛来数が一番多い田鶴野地区で栽培された酒造好適米・五百万石を100%使用して醸造されたものです。

田鶴野地区は昔からコウノトリが多く住んでいたところで、鶴にちなんだ名前の集落もあります。一度自然の空から絶滅したコウノトリも、この田鶴野地区の野上という集落にある保護施設で飼育され、コウノトリの数が増えたことから現在のコウノトリの郷公園が整備され、そちらにもうつされた歴史もあるんです。

放鳥されたコウノトリが当地の空を飛来することから、ラベルにはコウノトリが飛ぶ姿が描かれています。同商店の本田武義会長は、「地域住民の理解のもとにコウノトリの野生復帰が進められている豊岡市の酒米を利用して酒造りができることを誇りに思う」とお話いただきました。

地米屋では、720ml入りで1575円で販売しています。ご注文は地米屋(TEL 0796-29-3360)までどうぞ。

但馬の雪景色

2006年1月 6日

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今年は大変多くの雪が降ります。但馬は兵庫県でも日本海側に面しているため冬の間は積雪があります。そのため昔から、夏は稲作を中心とした農業を営み冬の間は但馬杜氏として灘などの酒蔵に出稼ぎに出られた方も大勢いらっしゃいます。

画像は香美町村岡区での積雪の様子です。車より高いところまで雪があります。これからも降雪があるようなので、もっと多くの雪になりそうですね。ちなみに村岡は但馬の中でも有数の豪雪地帯です。周辺にはスキー場もあり多くのスキーヤーやスノーボーダーなどでにぎわいます。ちなみに有名な但馬牛もこの周辺で多く飼育されています。

香美町のHP

但馬牛のことはこちらから

うちの仔blog

 

JAたじまでは、この近くの湯村温泉に【肉の店】を出店して、皆さまに但馬牛のおいしい牛肉も販売しています。近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただきお求め下さい。おいしいですよ~。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

2006年1月 4日

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皆さま、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

地米屋は1月4日より営業を行います。

昨年の9月に豊岡でコウノトリの試験放鳥が行われました。今年はその2年目。試験放鳥は今年も行われます。

コウノトリと共生するため豊岡とその周辺地域では環境保全型の農業に取り組んでいます。コウノトリと人が共生して暮らすことができるような地域をつくるために皆ががんばっています。地米屋ではこのようにして栽培されたお米の取り扱いをしています。コウノトリの共生にとことんこだわったお米です。ぜひご賞味ください。おいしいですよ~。

【コウノトリの郷米】はこちら

 

ちなみに画像は試験放鳥されたコウノトリ。背中にアンテナと足に足輪がついていますね。試験放鳥されたコウノトリは5羽です。あと野生のコウノトリ「ハチゴロウ」もいますので、豊岡周辺にお越しの際はぜひ探してみてください。近くを飛んでるかもしれません。