2006年6月

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お米のソムリエが伝授、おいしいごはんの炊き方

2006年6月 8日

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 たとえ、名高いブランド米でも、間違った炊き方をすると、おいしさは半減してしまいます。次の3ポイントをしっかりマスターしましょう。

ポイント1.「保存」
冷蔵庫など低温で保存しましょう
 実はお米も生鮮食品。常温で長期間保存すると、気温や湿度の影響を受けやすくなるため、劣化が始まります。冷蔵庫など、低温で保存すると、鮮度が保たれます。1か月から1か月半の間に食べきれる量を購入するようにしましょう。

ポイント2.「研ぐ」
洗いすぎに注意しましょう
 最近の精米機は性能がよく、ヌカ離れがよいので洗いすぎになりがちです。1回目の水を入れるときは、研がずにそのままさっと水を捨て、その後は、10秒ほど軽く指の腹で研ぎ、これを3、4回くり返します。

ポイント3.「浸ける」
2時間は浸けましょう
 水をたっぷり吸ったお米は、炊いた時に、米の中心まで熱が行き渡り、ふっくら炊き上がります。お米の芯まで吸水させるには、2時間かかります。夏場に前の晩から浸す場合は、水が悪くならないように冷蔵庫に入れてください。
 
 炊き上がったら、IH炊飯器の場合はすぐにフタをあけて、ごはんを空気に触れさせるように、下から上にかき混ぜ、余分な水分をとばしましょう。ガス炊飯器の場合は、10~15分蒸らしてから混ぜます。