2006年7月

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知っていますか!?お米のすごい力

2006年7月 8日

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 みなさんは、毎日食べているお米について、どれくらい知っていますか。お米の成分は約70%が炭水化物で、人が頭や体を動かすときのエネルギーのもとになります。つまり、自動車にとってのガソリンのような役割を果たしています。一日のスタートである朝ごはんをしっかり食べようといわれるゆえんです。

1.一つぶにたくさんのパワーが!!
 収穫したばかりのもみは、「えい」と呼ばれるかたい皮で覆われています。えいを取り除いたのが玄米です。玄米にはぬか層があり、タンパク質や脂質が豊富です。また、玄米には「胚」と呼ばれるイネの芽や根のもとになる部分も含まれています。外皮と胚を取り除いた「胚乳」が白米です。ここには、炭水化物がいっぱいつまっています。

2.すぐれた栄養バランス!!
 炭水化物の次に多いタンパク質の中には、体をつくる働きをする必須アミノ酸がバランスよく含まれています。それ以外にもビタミン・ミネラル・食物せんいなどが含まれ、どの食品におきかえても、そのすごさは群を抜いています。

3.腹もちがよく、太りにくい!!
 お米はつぶ状で、しっかりかんで食べる「粒食」です。たくさんかむことで、脳が満腹だと感じやすく、結果的には、肥満の防止につながります。さらにお米はたっぷり水分を吸わせて炊くので、量の割にエネルギーは低くなります。

4.どんなおかずとも相性がいい!!
 白い炊きたてのごはんは、淡白でくせのない味です。どんな食品ともよく合い、どんな味付けでも合います。とくに、和食の献立にすると、あきることなく、毎日いただけます。今、和食は外国からも体によい食事として注目されています。