こうちゃんの田んぶろぐ

　１０月９日　豊岡市下鉢山の田んぼで６羽のコウノトリがエサを採っていました。

▲田んぼで休憩中

　すっかり稲刈りが終わった田んぼでは、エサが見つけやすくなりました。

　そのうち１羽がヘビを見つけ、パクッ。

▲ヘビをくわえた

　コウノトリは飼育下では１日に５００グラムのエサを食べます。
　５００グラム分のバッタを食べるのはたいへんですが、ヘビなら少し楽ですね。

▲出石川の堤防の近くを飛ぶ　

　１０月１２日　豊岡市上佐野、土渕（ひじうち）あたりの円山川の様子です。
　
　２羽のコウノトリが蓼川大橋下流の浅瀬で休憩し、うち１羽は豊岡市出石町伊豆方面に飛び去りました。

▲浅瀬で休憩中のＪ２９６

　しばらく経ってから別の１羽が円山川に舞い降り、もう１羽に接近しました。

▲円山川に舞い降りた後、飛び上がるＪ００８
　

▲Ｊ２９６とＪ００８
　
　５年前の平成１６年１０月２０日、台風２３号の豪雨により円山川の様子は一変し、豊岡市では死者７名、重傷者２３名、床上浸水以上５，１６４世帯という大きな被害を受けました。

　こんなに穏やかな円山川を毎日見ていたいですね。
　

　コウノトリ育むお米や豊岡・コウノトリ野生復帰の取組みが、１０月２３日（金）午後3時50分から日本テレビ「女神のマルシェ」で紹介されます。（関東地域のみ）

　先日行われた豊岡ロケでは、リポーターの彦摩呂さんがコウノトリの郷公園近くの田んぼでコウノトリ育むお米の稲刈りや新米の試食をされました。

▲地元農家のみなさんと炊きたての新米を試食

　また、豊岡市の中貝市長からコウノトリ野生復帰の歴史とそれを支えるコウノトリ育む農法について詳しく説明を受けておられました。

▲中貝市長にインタビュー

　放送が楽しみです。

　１０月２０日午前１０時ごろ、大阪府枚方市の淀川に５羽のコウノトリがいることが分かりました。

▲淀川の５羽　（写真提供：上田信也氏）

　この５羽は平成１８年から今年にかけて豊岡で巣立ったコウノトリです。（自然界でなく放鳥拠点から巣立ったコウノトリ１羽を含む。）

　淀川でもエサがいっぱい採れるかな。