お正月に飾ろう 児童らがしめ縄作り
地域の農業を知り、農業にもっと興味を持ってもらおうと、JAたじま青壮年部は12月2日、豊岡市立中筋小学校の5年生児童20人にしめ縄の作り方を指導しました。
授業では、講師として招いた同市中郷の農家の丸岡勲さんらが、縄のより方などを説明。児童らは、同部員らと一緒に縄をない、約50cmのしめ縄を1人1本ずつ作りました。豊作を願って稲穂を飾りつけるなど、昔の人がしめ縄に込めた思いや意味なども学びながら作業しました。
初めてしめ縄作りに挑戦した女子児童は、「しめ縄飾りに色々な意味が込められていることを知り、とても勉強になった。お正月に飾るのが楽しみ」と喜んでいました。
同部では、農業体験を通じて食と農業のつながりを伝えるため、豊岡市内の小学校などで食農体験活動を指導しています。
吉岡亮部長は、「農業そのものだけでなく、こうした農業と関連する体験にもふれて、地域の農業にもっと興味を持ってほしい」と話していました。