食農・地域貢献

活動レポート

児童ら昔ながらの脱穀作業に挑戦

2016.10.20

161019nakasujidakkoku2.jpg JAたじま青壮年部は10月19日、豊岡市立中筋小学校(豊岡市土渕)の5年生児童16人と一緒に足踏み式脱穀機や唐箕など昔ながらの農機具を使った米の脱穀作業を体験しました。

 同部は、地域の子供たちに食べ物の大切さや、食と農の繋がりを学んでもらおうと同市内の小学校を訪れ農業体験を指導しています。

 この日児童らは、講師として招いた地元農家の丸岡勲さん(69)や同部員から足踏み式脱穀機と唐箕の仕組みや使い方を教わり、実際に作業を体験。6月に自分たちで植えて育てた稲を、足踏み式脱穀機にかけて茎ともみに分け、唐箕を使ってもみと藁くずを選別しました。作業を体験した児童は、「作業は大変だったけど楽しかった。昔の人の知恵はすごいと思った」と話していました。脱穀した米は精米し、11月に同校で開く餅つき大会で試食します。

 丸岡さんは、「昔はお米を食べるのにすごく手間暇がかかっていたということを知ってもらえてうれしい。今日体験して感じたことを大切にしてほしい」と話していました。