トウモロコシ

2016.04.20

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 トウモロコシは麦と並ぶ主要穀物のひとつ。青果用や加工用などさまざまな種類があり、一般的にスーパーなどで売られている青果用のものをスイートコーンと呼びます。茶色いひげの本数と粒の数は同じなので、ひげが多いものは粒がぎっしり詰まっている目印です。

畑の準備

種まき:   4月下旬~5月中旬

収穫:   7月中旬~8月末

畑の準備: 種まきの7日前までに、堆肥3kg/㎡、セルカ100g/㎡と、元肥に作物名人800g/㎡を入れて深くおこし、畝立てを行います。畝幅は1m20cm。マルチを使う場合は、一度雨が降ってからかけます。

1.1カ所に2~3粒ずつ、じかまきします。株間30cmで2条まきしましょう。

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2.本葉が3枚くらいになるまでは、乾き過ぎや湿り過ぎに注意しましょう。また、雌穂(実)が出る1カ月前から収穫期にかけては、乾き過ぎにならないよう、定期的に水をやります。

 

3.本葉5~6枚のころ、丈夫な株を1株残して間引きます。ハサミを使って、株元から切り取ります。

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4.雌穂の絹糸が出はじめたら、1番上にある雌穂1本だけを残して、他の穂は早めに取り除きます。早めに取った雌穂がベビーコーンです。サラダなどに使えます。


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5.雌穂の先から出た絹糸が黒褐色になったころが、収穫の目安です。収穫は、早朝など涼しい時間帯に行います。収穫すると糖度が急速に落ちてしまうので、すぐに食べるようにしましょう。使い切れない分は、間をおかず冷凍しておくと、鮮度を保てます。

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