暮らしのサポート

活動レポート

デイサービスセンター利用者が地域住民と交流

2014.07.08

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 JAたじまの通所介護施設・七釜デイサービスセンター「おおばの里」(美方郡新温泉町七釜)は7月7日、「七夕祭り」を開きました。同町三尾の婦人グループ「やまざくら」(6人・中村敏江代表)を招いて、利用者らは太鼓や踊りを楽しみました。

 

 浜坂温泉郷の一つ「七釜温泉」の街中に今年4月にオープンした同センターは、総合的に福祉サービスを利用してもらえるよう、訪問介護と居宅介護支援サービスを提供する、JA浜坂介護センターを併設。同祭りは、利用者に地域住民との交流を深めてもらおうと初めて企画したものです。

 

 約30人の利用者が、願い事を書いた短冊を笹に飾りつけた七夕飾りをステージの横に置いて、ステージでは同グループが、銭太鼓や傘踊りを披露。利用者らは、演奏や踊りに合わせて手拍子を打ったり、歌を歌ったりして、楽しい一時を過ごしました。

 

 利用者の女性は、「銭太鼓の演技を生で見たのは初めて。とても楽しかった」とうれしそうに話していました。田中芳秀センター長は、「やまざくらのメンバーのご家族が施設の利用者であることがきっかけでこの企画が実現した。利用者の皆さんに喜んでもらえて良かった」と話していました。

 

 短冊には、「いつまでも元気でデイサービスに来れますように」「家族みんなが仲良く暮らせますように」など利用者一人一人の願い事が記されていました。