香美町子牛品評会 今井さんが一等賞一席
JAたじまと香美町は9月5日、第10回香美町子牛品評会(前期の部)を美方郡農村総合研修センターで開きました。2部門あり、雄・雌の部の一等賞一席に香美町小代区東垣の今井正已さんが出品した「おじろひめ2」号を選びました。
共進会は、優秀な但馬牛を生産するための技術研修の場として毎年開催。前期の部には、平成25年12月から今年の2月に香美町内で生まれた子牛が、雄・雌の部に31頭、去勢の部に16頭が出品されました。JAたじまの職員らが、資質や発育状況などを1頭ずつ審査しました。
一席の「おじろひめ2」号は、平成26年2月8日生まれで、父牛は「芳悠土井」、母牛は「おじろひめ」、母方の祖父牛は「丸富土井」。体の伸びもあり、体上線も平直でバランスも良く、但馬牛の特徴である資質・品位が特に優れていることなどが評価されました。今井さんは、「外で運動させたりして、できるだけストレスを与えないようしている。2年前にはこの牛の姉が一等賞一席に選ばれた。今回も選ばれて本当にうれしい」と話していました。
去勢の部では、香美町村岡区宿の上田伸也さんが出品した「広照忠280」号を選んだ。