活動レポート

但馬牛平均90万円超 高値続く

 JAたじまは12月14日、高級牛肉の素牛となる「但馬牛」を取引する今年最後の子牛せり市を但馬家畜市場で開きました。年間で最も出荷頭数が多い12月のせりは毎年、繁殖・肥育農家が仕入れを強めるため高値相場となりますが、今年は前月に比べると少し落ち着いた動きを見せました。しかし、雌牛と去勢牛を合わせた市場全体の平均価格は91万2,865円で、前月を3万2,677円下回ったものの昨年同月に比べて4万2,716円高と、依然高値での相場が続いています。性別では、去勢牛が91万7,144円で前月から4万7,160円下げたのに対し、雌牛は90万7,730円で前月からの下げ幅は7,410円となりました。雌牛では今年最高値の169万8,840円で取引されるなど、繁殖用としての雌牛の需要が高い傾向がみられました。

 今回のせりには、兵庫県内の繁殖農家が生後7~10カ月の雌牛165頭、去勢牛198頭の計363頭を上場。市場には、県内をはじめ滋賀、三重、山形や宮崎から多くの購買者が訪れ、場内は活気であふれていました。

 

161214kousiiti.jpg この日の総販売高は3億3,136万9,920円。最高価格は、美方郡香美町村岡区の上田伸也さんが出品した、父に「芳悠土井」、母の父に「菊俊土井」の血統を持つ雌牛。去勢牛では豊岡市但東町の小牧伸典さんが出品した、父に「丸宮土井」、母の父に「芳山土井」の血統を持つ牛が111万4,560円で競り落とされました。

 畜産課の村尾忠司課長は、「市場の席が足りないほどの購買者に来ていただき、それだけ但馬牛の生産現場への負託は大きいと感じる。来年は但馬牛の主産地の市場として購買システムの増強をはかり、生産農家の所得向上に寄与したい」と話していました。

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