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活動レポート

更なる優良種子の生産へ 施設の処理能力を増強

2016.11.15

 優良種子の産地力を高めるため、JAたじまは養父市にある養父種子乾燥調製施設の処理能力を増強します。11月15日に養父水稲種子センターで開いた同施設工事の安全祈願祭には、養父市種子生産組合、行政関係者、JA全農兵庫職員、JA役職員や施工業者ら約30人が出席。工事の安全を願って神事を行いました。
 
161115syusi.jpg 同施設は平成4年に建設。平成8年に増設し、機械室と貯留棟を合わせた延べ床面積は191.884㎡です。平成27年度は、生籾で332tを処理しました。
 今回、施設の老朽化や、品質を管理する複雑な精選ラインに対応するため、乾燥機や精選設備を一新し、処理能力の向上を図ります。
 
 新たな施設は、50t貯留できる屋外式乾籾タンクを2基と、籾粗選機や色彩選別機を導入。精選処理の能力は、これまでの毎時2tから1t増の毎時3tとなります。養父市と香美町の一部の合計81haの荷受けが対象で、総処理量は玄米400t、乾籾501t、生籾578t。農繁期は、1日当たり平均26t、最大32.5tの荷受けが可能となります。
 これまで課題だった適期の刈り取りで集中する荷受けの対応、異物などの除去精度の向上や、作業に遅れが出そうなほかの種子センターの支援ができ、より高品質な種子生産と作業の効率化が実現します。施設は平成29年3月に工事が終わり、29年度の荷受けから稼働する予定です。
 
 友田達也常務理事は、「より処理能力の高い施設を整備し、今まで以上に高品質な種子の生産、安定供給を目指したい」と話していました。
 養父市種子生産組合の村上一郎治組合長は、「組合員が快適に利用でき、適切な処理が行える施設の完成を期待している」と話しました。