野菜の保存方法

 ダイコンやハクサイなど、冬野菜の収穫の時期になりました。1度にたくさん収穫すると、自家消費ではなかなか食べきれないこともありますよね。そこで今回は、今の時期にとれる野菜の保存方法を紹介します。

 上手に保存して、いつまでもおいしく味わいましょう。

 


ダイコン1412-1.jpg

ダイコンの葉っぱの部分は品質が落ちやすく、また水分も抜けやすいので、保存する時は葉っぱを切り落とし、分けて保存します。水分を多く含むダイコンは、乾燥させないことが大切。切り口はラップや湿らせた新聞紙などでくるみ、冷蔵庫の野菜室(約5~7℃)で保存しましょう。

 

 


ハクサイ1412-2.jpg

新聞紙に包んで、温度が一定で直射日光の当たらない冷暗所(5~10℃くらいが適温)に立てて保存します。保存の条件にもよりますが、ハクサイ丸ごとなら、冬場は2週間くらい保存が可能です。冷暗所がなく冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙で包み、ビニール袋に入れて保存しましょう。保存のこつは立てることです。寝かしておくと、下になった部分から痛んでくるので注意しましょう。また、外側から1枚ずつ剥いて使っていくと、長持ちしますよ。

 

 

白ネギ1412-3.jpg

新聞紙で包み、冷暗所に立てて保存します。 土がついているものは、土に埋めておけばさらに長持ちします。使いかけの場合は、白根の部分と青葉の部分で切り分けてビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

 

 


ブロッコリー1412-4.jpg

日もちがせず、黄色く変色しやすいので、すぐに食べ切ることがおすすめです。保存する場合は、買ったらすぐにビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で立てて保存し、4〜5日で使い切るようにしましょう。それ以上保存する場合は、小房に分けて硬めにゆでてから冷凍庫へ。料理にちょっと彩りを添えたいときなどにも便利です。

 

ホウレンソウ1412-5.jpg

濡らした新聞紙で包み、ビニール袋に入れて、冷蔵庫で保存します。このとき、茎を下にして立てて保存するようにしましょう。

 

 

 

ミズナ1412-6.jpg

日もちがしないので、収穫後はできるだけ早めに使い切るのがおすすめです。葉がやわらかく傷みやすいので、冷蔵庫に入れるときは濡らした新聞紙で包んでからビニール袋に入れ、野菜室に立てて保存します。寝かせておくと上に伸びようするため、茎が曲がりやすく傷みも早くなるので、注意しましょう。