たじまんまブログ

但馬の新米試食会 

10月3日たじまんまでは新米の試食会を開催します
ご提供するお米はまず、コウノトリ米 食物連鎖の頂点に位置するコウノトリが安心して
暮らしていけるように地域の環境を維持するにはどうすべきか
そんな問いへの一つの答えがコウノトリ育む農法です コウノトリの餌となる小動物が充分
量生息できる環境を守れるように農薬、化学肥料を制限します。手間のかかる作業が増え
ますが、農家、集落は環境を守ることが農業、稲作を守ることと頑張っています 年数回小
動物の生息数を確認するため、専門家の助けを借りながら、生き物調査を実施しています 
近年その成果は上がり、小動物の種類と数は増えてきています
%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%83%8E%E3%83%88%E3%83%AA-%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA.jpg
コウノトリの放鳥が始まってから数年経ちますが、今ではごく自然に田圃に舞い降り、どじょうやカエル
などの餌を啄むコウノトリの姿が見られます
黒と白の羽が綺麗な鳥です。大型の鳥なので飛翔する姿は優雅で美しいです
次に蛇紋岩米です 写真は蛇紋岩と田植え前の苗のツーショットです 後に田植え直後の田圃があります 岩の模様が蛇に似ているので蛇紋岩とか
IMG_0241-%E8%9B%87%E7%B4%8B%E5%B2%A9.jpg
養父市八鹿町から関宮町にかけての山には蛇紋岩層があります それが八木川の水流に削られ、
下流に堆積しました
 %E5%85%AB%E6%9C%A8%E5%B7%9D-%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA.jpg
八木川は写真のように美しい川で、この川の水を用水として育った蛇紋岩米は、岩石中に含まれる
マグネシウムを始めてとする豊富なミネラルをいっぱいに吸収し育ちます。収穫可能な地区が限定的なことから幻のお米とも呼ばれます
最後は村岡棚田米です こんな風景のところで収穫されたお米です
0809%E6%9D%91%E5%B2%A1%E7%B1%B32-s.JPG
どこか懐かしい感じのする風景です 村岡には山に貼りつくようにたくさんの棚田が残っています
昼夜の温度差がある程度あり、清浄な谷の水を引き込んだ田圃で育ったお米は昔から、味が良いと
評判を呼んでいました。棚田は不整形で機械作業の効率が悪く、農作業が重労働になりがち、草刈りものり面が広く大変です 近年多くが放棄地となっています
さいわい村岡では、多くの農家、集落の努力により放棄されることなく、美味しいお米を作り続けてもらっています

このページのトップへ