特産「朝倉さんしょ」 出荷に向けて目合わせ会

180511asakurasannsyomeawase.jpg JAたじま朝倉さんしょ部会は、今季の出荷に向けた目合わせ会を全6会場で開き、収穫や調製の方法、出荷規格などを確認しました。良質な「朝倉さんしょ」の出荷を目指し、品質の均一化、高品質化を図ります。

 5月11日に美方郡新温泉町中辻のほ場で開いた目合わせ会には、生産者約20人が出席。同JA職員が、収穫はなるべく晴れた日の午前中に行い、収穫後は直射日光の当たらない、風通しの良いところに置くよう呼び掛けました。また、果実が熟しすぎると固くなり品質が落ちるため、適期に収穫するよう注意を促しました。参加者らは、出荷の疑問点や収穫適期の見極め方について職員に質問し、熱心に話を聞いていました。

 参加者は、「今年は天候に恵まれ房付が良く生育は順調。一番良い状態の朝倉さんしょを出荷できるよう、適期の収穫に努めたい」と話していました。

 古くから良質なサンショウとして知られる「朝倉さんしょ」は、果実が大きく、後を引かない爽やかな辛みが特徴で、同部会が但馬全域で栽培しています。出荷は5月16日から始まりました。6月中旬まで続く見通しです。