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2009年8月 アーカイブ

2009年8月 6日

田んぼに入ったら、頭しか見えない

▲田んぼでえさを探すJ389

 7月25日10時過ぎのJ389(平成16年生まれのオス。平成18年に円山川河川敷から放鳥)の様子です。豊岡市森津の田んぼに入っています。

 田んぼの稲は、コウノトリの首から下を隠してしまうほど、大きくなりました。

 田植えのころと違って、田んぼでコウノトリを見つけることが難しくなりましたが、コウノトリも田んぼでエサを見つけづらくなっています。

▲6月上旬の田んぼの様子
 
 それでも、コウノトリが田んぼの中を歩き、エサを採る様子が目撃されています。

2009年8月10日

伊豆の巣塔の3羽目が巣立ち

▲巣立ちの様子

 8月8日(土)午前6時56分、豊岡市出石町伊豆の巣塔の3羽目のヒナが巣立ちました。

 この巣塔では5月12日と18日に3羽のヒナが孵化し、そのうち2羽は7月16・17日に順調に巣立ちました。

 しかし、この1羽は途中で風切り羽が抜けてしまい、飛び立つことができませんでした。

 この原因は、「12日に生まれて先に大きくなったヒナがエサを独占してしまい、18日に生まれたこのヒナはエサを食べられなかったのでは」、「病気なのでは」という話もあり、とても心配していましたが、これで一安心です。

▲先に巣立った2羽と一緒にエサ探し(右が8日に巣立ったヒナ)

 これで今年の巣立ちは終わりです。今年は9羽が巣立ちました。

2009年8月17日

伊豆の幼鳥を保護

▲保護された幼鳥

 8月15日午後2時ごろ、兵庫県立コウノトリの郷公園の職員が豊岡市出石町伊豆でコウノトリ1羽を保護しました。

 保護したコウノトリは8月8日にこの近くの巣塔から巣立ちましたが、風切り羽が抜けていて、うまく飛ぶことができません。

▲水路でエサを採るコウノトリ

 この日は前日に引き続き水路に下りていましたが、水路から上がれない様子。今後、コウノトリの郷公園において検査などが行われます。(写真提供:兵庫県立コウノトリの郷公園)

2009年8月20日

佐渡と豊岡の子どもたちが仲良く生き物調査






 豊岡市と新潟県佐渡市では、コウノトリやトキの放鳥をきっかけに昨年から小学生間の交流をすすめています。8月19日、佐渡市から行谷小学校児童を中心に13名と豊岡市の新田小学校などから27名が生き物調査をしました。調査の場所は、豊岡市出石町奥小野のビオトープ田と近くを流れる小川です。子どもたちは、ビオトープで泥だらけになりながら生き物を捕まえたり、川では水につかって夢中になって生き物を探していました。





 



 こうして、捕まえた生き物は種類別にケースに入れ、珍しいものではアカザやクロゲンゴロウなど約50種類の生物が見つかりました。佐渡から参加した子どもたちからは、「佐渡にはいない模様のカエルや珍しい生き物がいた。泳げるような川もあって楽しかった」と話していました。

 お昼からはお互いの意見交換やコウノトリの郷公園などを見学し、豊岡と佐渡の子どもたちは仲良くなるきっかけになったようです。







生き物調査が終わったら、捕まえた生き物をリリース。

2009年8月31日

夏の終わりの出石川あたり

▲豊岡市加陽のビオトープ水田から飛び立ったJ0382(平成18年に豊岡市河谷から放鳥した個体)

 8月24日、豊岡市加陽のビオトープ水田や豊岡市出石町嶋あたりにいたコウノトリの様子です。

 
▲豊岡市出石町田多地の水田から飛び立った幼鳥(今年7月に豊岡市出石町伊豆の巣塔から巣立った個体)

 豊岡では、この日くらいから秋の風に変わったように感じました。さわやかな風の中、大空を舞うコウノトリや、出石川に入って休憩するコウノトリが目撃されています。

▲出石川(豊岡市出石町嶋付近)で休憩する幼鳥(今年7月に豊岡市出石町伊豆の巣塔から巣立った個体)

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