食農・地域貢献

活動レポート

石川佳純選手 卓球教室で小中学生と交流

2013.10.30

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 ロンドン五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得した石川佳純選手による卓球教室が、10月29日に日高文化体育館で開かれ、但馬各地から約200人の小中学生が参加しました。参加者らは、石川選手に技術を教わりながら一緒に汗を流しました。

 

 同教室は、石川選手の所属する全国農業協同組合連合会が平成23年から全国各地で開いていて、今回が4ヵ所目。兵庫県卓球協会が主催し、地元の卓球協会やJAたじま、日本卓球株式会社、行政などが協力しました。

 

131029isikawaplayer.jpg 教室では、石川選手が会場中央の卓球台でフォアハンドなど基本的な打ち方を披露。その後、参加者らが練習する10ヵ所の卓球台を回り、一人ひとりとラリーをしたり、「腕よりも腰を使って」など安定した球の打ち方を指導したりしました。技術の指導を受けた豊岡市立豊岡北中学校の生徒は、「腰や肩など、体の使い方を丁寧に教えてくれた。一生懸命練習して、石川選手のようになりたい」と話していました。

 

131029isikawaplayer2.jpg また、この日はトークショーもあり、参加者からは、勉強と卓球を両立する秘訣やどんな気持ちで試合に臨むかなどの質問がありました。石川選手は、「なにごとにも、常に向かっていく気持ちで取り組むことが大切。みんなもたくさん練習して、7年後の東京五輪に一緒に出られたらうれしい」と語りました。

 

 全農兵庫県本部の山本俊吾副本部長は、「多くの子どもたちに、地元産の農畜産物をたくさん食べ、たくさん運動して、健康な体づくりに励んでほしい」と話していました。

 

 JAたじまの金子洋一組合長は、石川選手にJAたじまの「コウノトリ育むお米」や但馬牛肉を贈り、「地元産の農畜産物で体づくりを応援する。但馬からも石川選手のようなオリンピック選手が出てくれたらうれしい」と期待を寄せていました。

 

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