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生産者の声

農産物養父市
やぶアクア

三木 麻琴さん

 たじまんま豊岡店と和田山店の両店に通年、白と黒のキクラゲを販売しています。白キクラゲは、コリコリとした独特の食感を残しつつ、黒キクラゲよりも水分量が豊富で、食べやすいのが特徴です。
 食物活力剤としての乳酸菌を、キクラゲを栽培している菌床に吹きかけています。乳酸菌のおかげで、食物繊維やカルシウム、マグネシウムなどの成分が多く含まれます。美肌効果などが期待でき、女性にうれしい成分がたっぷりで、そういった思いから「美人木耳」という商品名を付けました。 
 今は月に4回ほどの出荷ですが、今年から栽培量を増やして、さらに多くのキクラゲを販売します。女性だけでなく、健康が気になる方にもぜひ食べてもらいたい一品です。ご賞味ください。

農産物朝来市山東町
坪井農園

坪井 良尚さん

 45aのハウスで、イチゴやトマトなどを栽培しています。現在は、和田山店に6月末までイチゴを出荷しています。お盆の時期には贈答用のメロンも出荷しています。
 品種は「章姫(あきひめ)」と「かおり野」の2種類です。「章姫」は、果肉がやわらかでみずみずしく、酸味が少なく甘みがしっかり感じられるのが特徴です。「かおり野」は、名前通りで香りが強く、果肉がかためで、甘味と酸味のバランスの良さが魅力です。
 微生物資材を使って土づくりをしています。微生物を活発にする資材として、アミノ酸を含む昆布、魚肥やにがりなど、海に関わるものを土に混ぜ込みます。微生物のおかげで、イチゴの甘みが増し、粒も大きく育ちます。
 イチゴは2~3月にかけて旬を迎え、出荷量が増えて糖度も高くなります。こだわりのおいしいイチゴをぜひ一度ご賞味ください。

農産物豊岡市出石町

暮らしの学校 農楽さん

 2haの畑で、さまざまな野菜を栽培しています。1月からはニンジンや白ネギ、キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、サトイモなどを、たじまんま豊岡店に2日に1回ほど出荷しています。栽培期間中は農薬と化学肥料は不使用です。
 障害や対人関係の不調などの原因で社会参加できなくなっている人が農業を通じて支援する福祉施設です。地域の皆さんの協力もいただきながら、「作って食べる」を目的に、現在は約20人で農作物の管理や収穫、加工、販売を行っています。
 ルールがなく、失敗OKの緩い雰囲気を大切にしています。「ダイジョーブ、ぼちぼちいこか」を合言葉に、みんなで助け合って活動しています。
 米も50aだけ栽培しており、そこで栽培したもち黒米を使った「黒米おはぎ」を1月21日(土)(予定)にたじまんま豊岡店で販売します。プチプチとした不思議な食感が癖になります。ぜひお買い求めください。

農産物朝来市和田山町

福本 学さん
寛子さん

 和田山店に、11月23日に販売が解禁した朝来市特産「岩津ねぎ」のほか、タマネギ、サツマイモ、サトイモやエダマメなども出荷しています。
 JA職員から「出荷してみませんか」と声をかけてもらったからです。出荷するための手続きが大変なイメージがあり、敬遠していましたが、実際にしてみると簡単にできました。野菜の売れ行きもよく、うれしい限りです。
 品質の向上に取り組んでいます。昨シーズンは栽培3年目にして、岩津ねぎ品評会で最優秀賞を受賞することができました。今後も食味と形の良いネギを作れるように努力していきます。
 わたしたちのおすすめの食べ方は、岩津ねぎの天ぷらとグラタンです。タマネギの代わりに入れてもおいしいので、カレーなどもおすすめです。ネギの概念が変わると思います。ぜひお試しください。

農産物豊岡市竹野町

伊賀 正義さん

 昭和45年から本格的にシイタケの原木栽培を始めました。豊岡店が開店した当初から、毎年9月半ば~3月ごろまでシイタケを出荷しています。シイタケは暑さに弱く、今年は猛暑日が続いたため、ほた木(種菌をつけた原木)やシイタケの生育状況を見て、例年よりやや遅い10月からの出荷になりました。
 ハウス栽培をしていますが、室温が高いと急激に成長してしまい、肉厚でジューシーな仕上がりになりません。そのため、暑い日はほた木に散水をして、じわじわ成長するように管理を徹底しています。
 原木栽培のシイタケは香りが良く、食感もしっかりしています。バター炒めや、焼いてワサビ醤油につけて食べるのがおすすめです。冷凍して長期保存もできて、解凍せずそのまま調理すると食感も残りおいしく食べることができます。原木栽培をする生産者は減ってきていますが、これからも健康を維持して栽培を続けていきたいです。キノコ類は健康にいいと言われていますので、皆さんにも健康的な体づくりを目指してもらいたいです。

農産物豊岡市

松本 和憲さん

 50aのほ場で、ブドウ5品種約100本を栽培しています。豊岡店に8月から10月ごろまで毎日出荷しています。9月は主に、ピオーネやシャインマスカット、藤稔(ふじみのり)を出荷しています。
 品種により房形の特徴が異なりますが、どの品種もきれいな形になるように心がけて管理しています。摘粒を適期(6月中旬~7月初旬)に行うことで、形、粒の大きさや重量の良いものに仕上がります。また房の数を調整し、糖度の高いブドウを出荷するようにしています。
 ブドウ栽培を始めて、3年目を迎えています。「おいしい」と言ってもらえるように、心を込めて一つ一つ丁寧に作っています。手塩にかけて育てた新鮮なブドウをぜひご賞味ください。

農産物養父市大屋町
NF FARM

狭間 健治さん

 ハウスと露地合わせて約1haのほ場で栽培したミニトマト、ナスやピーマンを和田山店に週3回ほど出荷しています。冬場には黒キャベツ「カーボロネロ」など、珍しい野菜も出荷しています。
 化学肥料や農薬を使わず、有機栽培しています。有機質肥料を使うことで比較的えぐみが少なく、甘みを感じやすい野菜が作れます。
 6年前に明石市から大屋町に引っ越して就農しました。妻(瞳さん)と二人三脚で農作業に励んでいます。野菜の有機栽培のほかに、加工品にも力を入れていきたいと思っています。野菜が苦手なお子さんにも、野菜のお菓子やジュースなどでより身近に感じてもらい、食べるきっかけを増やしていきたいと思います。

農産物豊岡市日高町

吉谷 明さん

 ハウス3棟と露地60aで、野菜や花木など年間約40品目を栽培し、豊岡店に出荷しています。7月は主に、トマトやスイートコーン、ナス、ピーマンなどがあります。
 観光栽培と比べて、有機肥料を多めに使用するよう心がけています。そのほか、どの品目にも作業日誌を小まめにつけることで、連作障害などを防ぎ、安定した出荷ができるように心がけています。
 夫婦2人で、早朝に収穫したものをその日のうちに出荷しています。長年たじまんまに出荷していることもあり、名前を見て買っていただくお客さまもいらっしゃいます。お客さまの笑顔と「おいしい」の一言がとても励みになります。ぜひ、ご賞味ください。

農産物朝来市和田山町

井上 完さん

 約5aのほ場で、トマトとキュウリを中心に少量多品目を栽培しています。たじまんま和田山に、キュウリは7月中旬まで、トマトは大玉を8月上旬まで、中玉を10~3月で2期に分けて出荷します。8月には盆花のオミナエシ、冬季には朝来市自慢の岩津ねぎも出荷しています。
 慣行栽培と比べて有機肥料を多めに使用しています。耕うんは、トラクターで深めに掘り起こすことで、定植後に根が強く張り、丈夫に育ちおいしい野菜になります。昨年から新しい土壌改良剤を導入し、トマトは今まで以上に甘くておいしいと好評です。
 早朝に収穫したものを、その当日に出荷しています。わたしの名前を見て野菜を買っていただく消費者の方も多くいらっしゃいます。妻と二人で手塩にかけて育てた新鮮な野菜をご堪能ください。

農産物豊岡市

盛重 八重美さん

 約20aのほ場で野菜、花、キノコ類を栽培しています。たじまんま(豊岡)には創業当時から出荷しています。5~6月にかけて、但馬では珍しいカラフルな野菜のスイスチャード(写真)のほか、レタスやエンドウを、花は6月ごろまで、キンギョソウやスターチスを出荷しています。
 生食の野菜はできるだけ無農薬で栽培し、消費者目線に立って安全・安心な野菜作りを心がけています。周りの人があまり栽培していないような珍しい野菜も作っています。スイスチャードのほかにも、ハーブのルッコラやほのかな塩味が特徴のアイスプラントを栽培しています。
 珍しい野菜は、レシピを書いたポップを店頭に置き、少しでも興味を持ってもらえるように工夫しています。少しずつでも毎日欠かさず出荷することを心がけています。

農産物豊岡市出石町

瀬尾 雅仁さん

 ハウス26aで主に葉物野菜、露地18aでピーマンを栽培しています。秋から春にかけては、コマツナ、ホウレンソウ、ミズナ、チンゲンサイを生産しています。また、6~10月はピーマン、11~1月は但馬では珍しいヒラタケを出荷しています。
 家族4人で手間暇かけて管理・生産しています。化学肥料は使わず、有機肥料や自然由来の農薬を選んで安全・安心な野菜作りを心がけています。令和2年に「ひょうご安心ブランド」と「コウノトリの舞」に認証され、たじまんまで販売する際は、袋に認証マークを印字して、一目で分かるようにしています。
 「おいしい」と言ってもらえることがとても励みになっています。これからも安全・安心で、新鮮な野菜を届けていきたいです。瀬尾農園のマークが入った袋をを探していただけるとうれしいです。ぜひご賞味ください。

農産物豊岡市出石町

平野 石三さん

 5月中旬までイチゴを出荷しています。通年では、ナスやキュウリ、ホウレンソウ、ミズナなども出荷してます。
 イチゴは「章姫」と「紅ほっぺ」の2品種を栽培しています。「章姫」は酸味が少なく甘みがあり、「紅ほっぺ」は酸味と甘みのバランスがとれているのが特徴です。
 イチゴ狩りでよく見られる高設栽培ではなく、直接土に苗を植える土耕栽培で育てています。作業は大変になりますが、よりイチゴ本来のおいしさを味わうことができます。また、有機肥料のみを使用しています。
 「紅ほっぺ」はあんこと合わせて食べたり、パフェにしても相性がいいと思いますが、おすすめは新鮮なものをそのまま丸かじりすることです。「おいしい」と言っていただけることが励みになっています。ぜひ一度ご賞味ください。

農産物豊岡市

田中 定さん

 10月中旬から、菌床シイタケを出荷しています。一般的には3月になると出荷は終わりますが、栽培管理をして、7月頃まで出荷します。北研「705」という品種で、肉厚なのが特徴です。
 3,300個の菌床ブロックを専用の建物で管理しています。一般的に建物内の地面はコンクリートにすることが多いですが、わたしは海砂を敷いています。一定以上の湿度を保て、管理がしやすく、水分量の多いシイタケが育ちます。光を当てたり、空気を入れ替えたりして、なるべくシイタケが本来育つ、山と同じような環境づくりを心掛けています。
 大きいものや小さいものなど、いろいろなものを出荷するようにしています。大きさやグラム数によって価格を分けているので、消費者の皆さんの用途や好みに合ったものを選んでいただきたいです。

農産物豊岡市日高町

渡邊 英章さん

 約1haのほ場で、年間20品目30種類の野菜を栽培しています。12月はダイコン、ハクサイ、サニーレタスのほか、色とりどりのカリフラワーを出荷しています。
 神鍋高原のきめ細かい黒ボク土を使って栽培しているので、根張りがよく、発育がとてもいいです。元肥で有機の堆肥を多く使用するほか、適期での農薬使用を心掛けています。
 これからの目標は、夏によく出回るスイートコーンを秋に出荷するなど、季節をずらして出荷することです。ホウレンソウによく似た野菜「スイスチャード」などの新しい品目にも挑戦したいです。
 今年から「わたなべふぁ~む」というシールを貼って出荷しています。このシールを目印に、探して買っていただけると嬉しいです。

農産物豊岡市日高町

米田 守さん

 約1aのほ場で野菜を栽培しています。11月は但馬では数少ないゴボウをたじまんま2店舗に出荷しています。12月からはニンジンやキャベツ、ハクサイも出荷予定です。
 ゴボウは「柳川理想」という品種で、一般的な75~80㎝のものと比べて長く、約1mも伸びます。肌が白く、見栄えがきれいです。特に、太いゴボウは中心部がスポンジ状になっていて、炊いたりすると味が染みてとてもおいしいです。
 ゴボウやニンジンは、日本の代表的な産地の栽培方法をインターネットで調べて、参考にしています。そのほか、作業を効率化よく行うため、機械化できる工程はなるべく導入しています。
 長年たじまんまに出荷していることもあり、名前を見ていただくお客様もいらっしゃいます。折れてしまったゴボウも、通常より安く店頭に並べていることもありますので、ぜひ一度ご賞味ください。

農産物新温泉町

西川 敏雄さん

 45aのほ場で、トマトやナスなど6品目15種類を栽培しています。10月はサツマイモのほか、キュウリも時期をずらして出荷予定です。
 家から遠いたじまんまには出荷を断念していましたが、ルート便の運行がきっかけで始めました。8月からルート便が増便となり、出荷する機会が増えて助かっています。
 畝の幅を十分にとり、株間を広くとるよう心がけています。風通しが良くなり、日光も当たりやすくなるので、野菜が元気に育ちます。有機肥料をしっかりと施し、おいしい野菜づくりを目指しています。
 毎日楽しく農作業に励んでいます。こだわりの野菜をぜひご賞味ください。

農産物豊岡市

吉岡 正人さん
   優子さん

 たじまんまには10月末までブドウを出荷し、ブドウの出荷が終えたころから3月末まで菌床のシイタケとヒラタケを出荷しています。
 ブドウは約2haのほ場で、大粒の「ピオーネ」を主に栽培しています。品種はそのほか、人気の高い「シャインマスカット」や、小粒で種が無く食べやすい「デラウェア」など10種類です。赤ブドウの「安芸(あき)クイーン」もあり、黒と緑、赤の三色がそろっています。
 病気を防ぎ、形を整える摘粒や、防虫・防菌加工した袋をかけるなど、一つ一つの作業を丁寧にすることを心がけています。
 「おいしい」と言って食べてもらえるように、心を込めて作っています。たじまんまには妻(優子さん)の名前で出荷しています。ぜひ一度、ご賞味ください。

農産物美方郡香美町

中村 秀行さん

 たじまんまにはキャベツを出荷しています。10月下旬から12月末までは「軟白ねぎ」を出荷する予定です。
 主に京阪神に出荷していますが、たじまんまは新たな販路の一つとして出荷を始めました。自分の好きな日に、その日の作業に応じて好きな分だけ出荷でき、規格も決められていないので、出荷しやすいのがたじまんまの魅力です。現在は毎週金曜日だけ「たじまんまルート便」を利用しています。
 化学肥料とぼかし肥料の2つを使い分けています。ぼかし肥料を使うことにより、時間をかけてゆっくり育つので、高品質な農作物を作ることができます。また、村岡営農生活センターの営農相談員にも助けてもらいながら栽培に励んでいます。
 「持続可能な農業」の実現を目指して日々作業に取り組んでいます。今後は、ぼかし肥料を使う割合を高めて、おいしく、こだわりの野菜をお届けしたいです。ぜひ一度ご賞味ください。

農産物美方郡新温泉町

中山 貞太郎さん

 7aの畑でホウレンソウを栽培し、たじまんま和田山に出荷しています。定年後に就農しました。手軽に始めやすく、身近な野菜なのでホウレンソウに決めました。
 たじまんまへの出荷は、「たじまんまルート便」の運行がきっかけで始めました。片道約1時間かけて出荷する手間が減る上、通い慣れた温泉営農生活センターに持っていけるので、運転リスクの低減にもつながります。コンテナ代はかかりますが、ガソリン代と比べると費用を抑えることができます。
 畑は標高の高い所にあるので、夏場でもホウレンソウを出荷しています。但馬牧場公園から堆肥をいただいて、肥料として使用しています。
 以前は有機栽培の認証を受けて出荷してこともあり、今でもできるだけ農薬の使用を抑えて栽培しています。安全・安心はもちろんのこと、「おいしい」と言って食べていただけるよう頑張ります。

農産物豊岡市

小川 恭弘さん

 露地とハウス合わせて約1.5haで、5月から、主にキャベツやホウレンソウを出荷しています。夏はミニトマト、冬は昨年から出荷し始めた白ネギ「ネギマッチョ」や、葉がオレンジ色のハクサイ「オレンジクイン」など、通年でさまざまな野菜を出荷しています。
 7年前に、豊岡市の「豊岡農業スクール」の2期生として、1年間農業について学びました。そこで出会った先輩農家に勧められて、たじまんまへの出荷を始めました。現在は妻(菜美さん)と二人三脚で農作業に励んでいます。
 味はもちろん、栄養価も考えて栽培することを心掛けています。特に肥料設計にこだわっていて、毎年土に含まれる成分検査を行い、液肥を葉面散布しています。土からも葉からも養分をしっかり入れることで、天候にも負けない、おいしい野菜作りを目指しています。
 農業を通じて、地域に貢献し、地元に還元したいと思っています。今後もさまざまな品種を出荷し、品数も増やしていく予定です。